昨年，日本でワールドグランプリが開かれてるその時に，荒木選手は岡山にいました。
サマーリーグで，東レ・アローズの選手として戦っていました。
サマーリーグは，どちらかというとチームの底上げがメインのようで，荒木選手の出番は，ほとんどなかったです。
岡山の山陽町ふれあい公園体育館は，コートに冷房は効かなくて，プレーする選手はとても大変でした。
流れる汗がコートに落ちて，それを向井選手，小玉選手，荒木選手がタイムアウト時などにモップで一生懸命に拭いておられました。
汗で，選手が滑って怪我をしたら大変です。黙々とコートを拭いていた荒木選手の姿とワールドグランプリでの全日本の試合を思い浮かべていました。
あの時，荒木選手はアテネへの１２人にすごく近いところにいたと思うのです。あの頃の悔しい気持ち，心境は自分なんかでは計り知れないものがあったと思うんです。
そして，そんな気持ちの中でも，仲間の為にコートを拭いていた荒木選手の姿に心を動かされました。
荒木選手は，きっと代表に選ばれた嬉しさ，誇らしさをコートで表現してくれると思います。
ワールドグランプリ，荒木選手はきっとやってくれると思います！
