大切なもの

pigroboshow2006-10-08

国体では,滋賀県代表 東レ・アローズをめちゃんこ応援してきました。
書きたいことは山ほどあるので,少しずつ書きたいなあと思っています。
で,アローズ以外のチームで自分の心に大きなメッセージが伝わってきたチームがありました。それは兵庫選抜でした。
当初,富山県徳島県も応援しちゃうぞ〜って張り切って出かけたのですが,
兵庫選抜の試合は自分の心にぐっと来るものが多かったです。
地元開催の国体ということでしたが,兵庫は丁寧なチーム作りをしてきたなあというのが試合から伝わってきました。コンビ,連係プレーは速く正確で。
その名の通り選抜チームでしたが,ひとつのチームとしてまとまっていて,チームが一丸となって勝利に向かってひたむきにコートでボールを追っている姿には心を動かされました。
この国体にかける気持ち。流してきた汗。それはコートの中でのプレーを見ていたら語らずとも伝わってくるものが自然にありました。
控え選手は常にコーナーで,チームを盛り上げようと一生懸命になっていて。
そして,兵庫選抜。№9。坂下麻衣子選手。拾って,つないで上がったボールを思い切り打ち抜くその姿を見ていたら,僕の大好きな選手を重ね合わせてしまいました。
坂下選手は,兵庫コールをする観客席にVサインをしたり,明るい選手でしたが,そのスパイクはパイオニア戦では,センターのブロックの上から打ち抜く高さと,決まった瞬間に,あれは仕方がないなと納得してしまうような説得力がありました。
国体3位決定戦では,東レ・アローズがその坂下選手のスパイクに対して,ブロックが機能していたのと,りぃさんが神の領域のスパイクレシーブを連発して辛くも勝利しました。
試合後,東レ・アローズを見送った後に兵庫選抜を乗せたバスが〜
素晴らしい試合をありがとうと感謝の気持ちで手を振ったら
にこやかに 手を振りかえしてくれました。
兵庫選抜が改めて教えてくれた 大切なもの。
チームがひとつになって,ひとつの目的の為に ただひたむきに頑張ること。
その清々しさ。尊さ。