嬉しかったこと

pigroboshow2007-09-23

東海大学の応援から地元の駅に帰ると、だいたい5時から7時ぐらいの間になります。
ちょうど夜ご飯の時間で、地元の駅前の居酒屋でひとりでお酒を飲むことが多いです。
9月22日は、おいしいお酒が飲めました。嬉しいことがいっぱいありました。

小田急線の小田急多摩線に乗り換えて、車内にいたら、東海大学の女子バレー部の選手が入ってきました。
気づかれないだろうと思ったのですが、顔を上げたら、ナナさんがにっこり微笑んでお辞儀をしてくださいました。自分も、慌てて、こんにちは。という感じで頭を下げました。
その時、ナナさんを見て驚きました。色白で、華奢な感じのする選手でしたが、日焼けしていて、以前よりシャープな印象で、この夏、ナナさんがどんな厳しいトレーニングを自分に課していたか。それがすごく伝わってきました。
4年生のカンさん、エルさん、メイさんもいらしたのですが、みんな、そういう「顔」をしていました。
プレーを見ていなくても、「伝わる」。それが まず嬉しかったです。

開会式は、まだ応援に来られている方とかは、ほとんどいなくて。(もしかしたら、自分ひとりかもって感じでした。)観客席は設置されていなかったので、遠くから眺めていました。東海大学のキャプテン、ナナさんが選手宣誓をされました。

体育館は面白い体育館で、3階が会場になっていました。そして、スタンドはなくて観客席は、コート2面の真ん中。4列が、それぞれA、Bの2つのコートを2列ずつ見れるようにとってありました。ほぼベンチと同じ距離でした。めっちゃ 近かったです。

練習の際に、一人ひとりのプレーを見ていたら、「この夏」をどう過ごし方がさらに伝わってきました。
開幕戦では、特にエルさんのプレーを見たいなと思っていました。
「きっと感動するだろう。」そう思っていました。
それは、すごくウエットな想いを伴ったものになるだろうと思っていたのです。
最初にエルさんのスパイクを1本見た時、確かに熱いものが込み上げるように感じました。ですが、練習を続けるエルさんを見ていて、自分はすごくわくわくしてきました。
素早い移動攻撃。めいさんとのコンビは、精密機械みたいに同じポイントで、同じ速度でトスが上がり、それをVTRを何度も見ているかのように決め続けているエルさんを見ていて、わくわくしてきました。
単純に優秀なアスリートのプレーを見ている時の「楽しい」「面白い」「驚く」ようなわくわく感をエルさんのプレーから感じました。
それが すごく嬉しかったです。

試合が始まって。東海大学のバレーボールを2ヶ月ちょっとぶりに見ました。
相手チームは2部に上がったばかりのチームで、ストレート勝ちはいわば当然の結果だったかもしれません。ですが、たぶん。たとえば、昨日の相手が1部の強豪チームであったとしても、「同じバレーボール」「東海大学のバレーボール」がきちんと出来たのではないかなと思いました。
東海大学掲示板で、「この夏をどこのチームよりも練習して〜」「1部復帰、日本一を目指す」という言葉を読ませてもらったのですが、
その言葉の持つ意味と、東海大学女子バレーボールチームが「本気」で「日本一」を目指しているのが、コートから伝わりました。
そのことが、とても嬉しかったです。

昨日、バレー友達のAさんが東海大学の応援に函館からやってくると聞いていて、とても楽しみにしていました。3年ぶりぐらいに会うAさんは人間的にも成長されているように感じました。そのAさんの目の前で、東海大学が、見本となるような素晴らしいバレーボールをコートから伝えてくれていて、それを真剣に見ているAさんを見て、それもすごく嬉しかったです。