対大東文化

第3セット
東海25−13大東文化

今日の試合。第3セット。エルさんがピンチサーバーで出場しました。待ちに待った、その時は、自然な感じで、さらりと流れました。センターだったから、リベロと交代して。私は、ピンチサーバーのみの出場だと思ってしまっていた。
気がつけば前衛に背番号4がいた。みんなが望んでいた。みんなが彼女のことを想っていた。
エルのスパイクは、けして華麗なスパイクではなかった。ああ。でも。
エルは全身で喜びを爆発させた。
みんな、エルをたたえた。みんな。エルに声援を送っていた。
自分はエルがコートに戻ってきたら、絶対感動するだろうと思っていた。ああ。でも、
自分の考えていた以上だったよ。エルは自分が考えていたよりもずっと、ずっと苦しんでいた。自分が考えていた以上にみんなはエルのことを深く深く想っていた。
エルが決めたスパイクは、重かった。美しかった。