試合後の笑顔

円町駅を降りたとこで、でかい荷物とめがねのS君がいました。
それが2004年の近畿総合。
6年前の駅と変わらず。京都府立に向かって歩きました。

たくさんの選手がチームを離れて、全日本に4人も選出された「今」の東レアローズを見るのは初めて。
サマーリーグ。国体近畿予選を応援してきたバレー友達数人から、「今」の東レアローズについて、いろいろお話を聞きました。
高田ありさ選手が最優秀選手賞を獲得しましたが、この2日間の東レアローズを応援していて思いましたが、候補が目白押しでした。
和田選手、築地選手、小平選手、峯村選手、田代選手。みんなよかった。

個人的に一番、感心したのは田代選手でした。
和田選手と築地選手とのコンビはばっちり。
バレー友達のお話を聞くと、少し前、高田選手以外とは、なかなか合ってなかったとのことでしたが、近畿総合では、面白いようにセットアップしていました。
だから、見ていて、こちらも面白くなりました。
田代選手が、ここまであげてきているのなら〜東レアローズにとっては、とても嬉しいことですね。

小平選手には脱帽。高校時代のプレーを見て、いい選手だなあと思いましたが、ここまで進化しているとは。
JTとの試合では高さに苦しむかもなあと思ったりもしたのですが、逆に高さで勝つ場面もあったり。コートで躍動していました。

木村美里選手。頑張ってました。近畿総合で改めて思ったのですが、もう、これは……バレーとは、まったく関係ないことかもしれないし、そんなこといまさら言っても、な話なのですが。
やはり同期が一人もいないというのは、かわいそうな感じがしました。もう一人、同期の選手がいたら、いいのになあと。さん付けでなくて、呼び捨てにできる同期の選手がいたらなあと思いました。コートの中で、懸命に頑張っている美里選手を見ていて、思いました。

峯村選手なのですが。
私は峯村選手の笑顔がすごく好きです。それはプレミアリーグ中で、雑用をしている時などにも思いました。
前向きな気持ちがすごく出ていて、好きです。
サマーリーグ〜。あまり峯村選手が活躍できていないというお話を聞きました。
ですから、この近畿総合は、峯村選手を特に応援したいと思いました。
初日、味方に勇気を与えるようなレシーブ2本。感動しました。
そして、2日間を通して、何本、決めたかのサービスエース
圧巻は、JTとの試合。
苦戦は必至。なんとか接戦になってほしい。坂下選手のスパイクをレシーブで粘って、つなげて我慢していれば。
そう考えていたのですが、嬉しい誤算のストレート勝利。
中でも、坂下選手を止めた峯村選手のブロックがよかった!

土曜日の試合を終えた時点で、あまりにも変わってしまった東レアローズ
さびしい気持ちがありました。
日曜日に、ミチさん、タクトさんを見れて、テンションあがったこともあるけれど、なにより。
苦しんでいたという峯村選手の「試合後」の笑顔を見て
「応援してよかった」
熱い気持ちが自然と湧き上がってきました。
ああ。もしかしたら、サマー決勝。
アローズを応援しに行くかもしれません。