自分の目

pigroboshow2012-08-06

夏休みということもあって、いつもより東海大学前駅も、人が少ないように感じました。
大学構内も静かでした。
ひょっとしたら、今日は練習は休みかな。
体育館とラグビー場の間を歩いていて、ラグビー部の姿も無く静かだったので、バレー部が練習していたら、声が聞こえてきてもいいのになあ。

やっぱり休みかなと思い、一応、体育館まで行ってみよう。半ば諦め掛けていたら、笛の音が聞こえてきました。
体育館内に、バレー部がいました。
そして、青い横断幕。
どこかの高校かな?
眼鏡を掛けて、確かめました。
山梨中銀の幕でした。
8月25、26日に行われる国体関東ブロック予選に向けて、6人制バレーの練習に来ていたのではないかと思います。
ラッキーでした。



一昨年の頃の話だったと思います。
東海大学バレー部を応援しているお姉さんと話をしていて、2008年の、春、2部準優勝から秋、1部優勝の話をしていて、
「あんなに感動したことは、ありませんでした」
と言ったら、お姉さんは
「でも、○○年の△△大学は、もっとすごいよ」
と、男子の某大学のお話をされました。それは、スゴイとは思ったのですが、
「それは、スゴイとは思います。けれど、自分は2008年の東海女子を、自分の目で見ました。人から、聞いたりとかでなくて、自分が、その場所にいて、体感した感動は、まったく別物だと思います」
そう言ったら、納得してくれました。


さて。
日曜日の東海大学体育館。
山梨中銀と東海の練習ゲームを10セット見ました。
内容の濃い、心に残る練習見学となりました。
9人制と6人制の違いもあって、山梨中銀、苦しんでました。
その苦しんでいる中で、頑張っている選手達を見て。
特に、ミスもあって、セット間のミーティングで監督さんに、もうスゴイ厳しいこと言われて、責められていた某選手。
それでも、セットが始まれば、切り替えて、ひたすらボールを追って、笑顔を見せていた某選手にぐっときました。
とにかく、ひたむきでした。
名前も分からない選手なんですが。
どこのチームでも、それは、日常的にあることだと思います。別に特別なわけじゃなく。
けれど、あの姿を「自分の目」で見たからには、やっぱり応援したくなるよなあ。