バレーボールワールドカップは、もう何十年も「日本」で開催されています。
この大会は、男女合わせて約1カ月間の期間開催され、日本の試合は、全てフジテレビのゴールデンタイムで放送されます。
私が子供の頃は、家庭用テレビの録画は出来ない時代でした。
なので、たとえば、オリンピックにしろ、バレーの世界選手権にしろ、他国で開催された大会の場合、リアルタイムで体感することはできませんでした。
ですから、翌日のニュースで、日本の結果をわずかな映像とともに知るしか術はありませんでした。
バレーボールワールドカップ。
この大会は、地上波でほぼリアルタイムで見ることができます。
子供の頃の私達は、日本の試合を翌日の学校で話し合うのが楽しくて仕方ありませんでした。
「日本」だけではありません。
ワールドカップで、初めて知る他国の素晴らしいプレーヤーを知ることができました。
日本の試合しか放送はされませんから、日本との試合のみで知る外国のチームでしたが、私には満足でした。
ワールドカップで、バレーボールの楽しさを知る。
より好きになる。
そういう方、多いんじゃないでしょうか。
自分の心に素直に問いかけてみました。
私にとっては、ワールドカップはオリンピック以上にバレーボールを好きになれた大会でした。
森田。花輪。杉本。熊田。中垣内。川合。三橋〜
白井。前田。江上。三屋。広瀬〜
一時、バレーボールから離れていた自分の心を戻してくれたのも2003年のワールドカップでした。
2015ワールドカップに対する違和感。
ワールドカップは、オリンピックの出場権を得るためだけの大会ではないと思うのです。