今週末，関東大学女子1部バレーボールリーグ戦，秋季リーグが土曜日，日曜日に最終戦を迎えます。場所は青山学院大学相模原体育館(最寄り駅はJR淵野辺駅)
黒鷲旗で，東レ・アローズと対戦した東海大学は，気になっていました。試合を終えた後にすごく清々しい気持ちになれましたので。
ですから，先週末，大学バレーが行なわれると聞いて，出かけてみました。
体育館はがらがらで。僕は割りと練習も見たい人で 早めに行くのですが，日曜日などは午前10時試合開始で，9時前に体育館に入ったら，どうも観客は僕だけだったみたいです。音楽を鳴らしながら選手がストレッチする様子を見ていました。しばらくしてから，観客も集まってきました。
東海大学の試合を見ていて，思い出したこと。それは背番号1番の選手がアローズ戦では，スゴク活躍していたなあって。その藤崎選手はリーグ戦でも活躍されていました。これは改めてスタンドから見ていて思ったのですが，藤崎選手の後ろ姿がとにかくダンさんに似ていて。背番号1番も同じだし，試合中のキャプテンシーも素晴らしく。小さなダンさんだなあって思いました。
青山学院大学と日体大の試合は素晴らしい熱戦となりました。
青山学院大学は，とにかく今 大学では実力№1だそうで，僕が見た土曜日の嘉悦大との試合もストレート勝ちで 強いなあという印象でした。
ですが日体大が2セットを連取。3セット，4セット目を青山学院が底力を発揮して取り返してファイナルセットに持ち込まれました。
僕は 日体大にも青山学院にも大きな思い入れはなかったけれど，試合展開と日体大に不利になる ちょっと?の判定があって，日体大を応援しました。
結果は，フルセットで日体大が勝利しました。でも，なぜか試合が終わり数日たった今，青山学院が好きになっていました。試合が白熱した展開で，集中してみていると，青山学院のよさがとても伝わってきたように思いました。
秋山選手は，注目度№1の選手だそうですが，コートのどこからでも正確で速いトスを上げられる印象と，ひとつひとつに小粋なセットアップを見せてくれていたように思います。これもスゴイ決定力といわれている内田選手の切れ味のあるスパイクも凄かったし，新人賞を獲得した千葉選手も良い選手だなあって思いました。それと，僕は詳しくは知らなかったのですが12番 天野選手も小柄ながら千葉選手 同様にいい動きをされていて いい選手だなあって思いました。
青山学院大学と日体大の試合。
白熱した試合の中で，お互いの選手に対するリスペクトする心も見えていて。
応援する側も，相手チームの素晴らしいプレーを賞賛するような そんな空気が体育館の中にあったように思います。
けして 大袈裟ではなくて，日曜日のあの試合は，プレーする選手は勿論，応援する私達にも共通の思いを抱かせてくれたように感じます。スポーツが持つ素晴らしさ。楽しさ。もしかしたら，何人かの人の運命が同時に動いたかも。素晴らしい試合でした。
