東海大学 入れ替え戦で(画像 提供 羊青年)

pigroboshow2007-05-28

東海大学入れ替え戦の試合を応援して来ました。

第1セット。
競り合いから、相手チームにサービスエースを2本立て続けに取られ
22−24と追い込まれてしまいます。ここから、ファンを含むチーム一丸となっての怒涛の追い上げを見せて、連続4ポイントで見事に逆転をしました。
追い詰められてからの底力は、東海大学らしいバレーボールを感じることが出来ました。
第2セット、第3セットは今季、東海大学が苦戦を強いられてきたとおりの試合展開となってしまいました。
ここぞのチャンスの場面で決めきれない。逆にチャンスでミスをしてしまう。
悪い流れのまま 第4セットへ。
リードを許し、16−23。
7点差が開いたところから、東海大学が自分達のバレーボールを再び取り戻しました。
イチさんのジャンピングサーブが炸裂。
クルミさんが高くて力のこもったスパイクを連発。フォローもしっかりついて、コートにボールを落とさず。
22−24まで追い詰めます。
負けんな!
絶対、届く!
信じろ!
そう応援する声。ですが、最後はあと1歩が届かずやぶれてしまいました。
試合途中、セット間に欠場しているエルさんが隣のカンナさんに声を掛けて、ユニを着て応援を始めた時に、自分はすごく熱いものが込み上げてきました。><
心の底からたまらない気持ちになりました><
絶対に勝つ!
そう思い、ともに応援を頑張りました。
今は悔しい気持と、東海大学を思う心がいっぱいです。
選手の皆さんには、今の思いを力に替えてほしいと願いますし、最後の最後に得たものは、これからのチームにとっての財産になると思います。
最初は、名前もおぼつかなかったけれど、今はひとり一人の個性も分かるようになりました。東海大学女子バレーボールチーム。大好きです。

今日の入れ替え戦では、コートキャプテンのイチさんの頑張りが響きまくりました。ジャンピングサーブは、素晴らしいコース、威力でした。スパイクの強さも、申し分なく。イチさんにとって、この試合に掛ける気持ちがとても伝わってきました。

カンさんは、全ての試合で頼れる存在でした。すごく言葉を掛けてあげたいのだけれども、言葉がまとまりません。秋のリーグ戦。その後の入れ替え戦。めっちゃ応援します><

ツキさんは、スタメンでの出場。タイムアウト時の表情を見ても、闘志がすごく伝わってきました。苦しい状況でのセットアップで、何とか打開しようと頑張るものの、アンラッキーもあって、苦しい中、頑張り続けていました。

クミさんは、第4セットに選手交代が認められずにセッターがコートにいない中で、トスをあげる 1プレーがありましたが、見事なセンターとのコンビプレーを見せてくれて、クミさんのバレーセンスの高さを改めて感じました。

コウさんは、苦しい場面で何度も切ってくれました。コウさんのスパイクは、アローズのめいさんの球質に似ているようにも感じました。とにかくボールに力があるように思います。

クルミさん。
クルミさんが持っている「力」それは、本当に素晴らしいものがあると思います。クルミさんが見せてくれるスパイクは、クルミさんにしか打てない。そう思える角度、力があると私は思っています。

ナナさん。ナナさんは、今日も何度もピンチを救ってくれていました。サーブレシーブもよく反応されていたし、フォローも頑張っていました。東海大のキャプテンとしての重い責任を感じられていると思いますが、みんなで!頑張っていきましょう!

第1セット、追い上げムードを作ったのはツクシさんのジャンピングサーブからだったと思います。ツクシさんの持つムードは、チームが苦しい時に底から沸き立たせたくれるような勇気を与えてくれるように思います。

カホさんは、2枚替えでの出場でした。難しい場面での出場ではありましたが、懸命にコートの中で戦っていました。

セッターのメイさんも2枚替えでの出場。メイさんも悔しい気持がいっぱいだと思います。
メイさんの これから。めっちゃ期待していますし、応援させてもらいます!

試合後は、スタンドで応援していた選手の多くの涙を見ました。
エルさんに言葉を掛けたかったけれど、先輩に言葉を掛けられて、涙している姿を私は、ただ見ているだけでした。
自分を責めないで。そして、一日も早く怪我が良くなること。コートで、めっちゃ張り切るエルさんを待っています。そう伝えればよかったと、それが心残りです。

絶対 絶対 あきらめない。
絶対 絶対 秋に昇格する。
東海大学の女子バレーボール部の 皆さん
また 体育館に 応援に行きます!
ともに頑張ります。

試合後に、スタンドの上のほうの席で、
カンナさんがひとりでぽつんと座っていました。
とてもいい笑顔のカンナさんが試合後に涙している姿を、近くで応援していた自分も辛い気持で目にしました。
「カンナさんに声、掛けなくていいんですか?」
そう、聞かれて
「なんて 声をかけたらいいのか わからないよ」
「そうですね…」
応援に来てくれたバレー友達と、体育館の入り口に行って、靴を履き替えようとした時に、心の中で「今。このまま帰ったら、絶対、後悔する」そういう思いが沸き起こりました。
靴を履かずに体育館に戻りました。
自分を良く知る人には、びっくりかもしれませんが、スタンドでひとり ぽつんと座っていたカンナさんのところに行きました。
「悔しかったけれど、秋に1回で!1回で戻ってこようね」
そう伝えました。
カンナさんは、真っ赤な目をしていたけれど、笑顔になってくれました。
なんか たまらない気持ちになって、背中をぽんと叩いて、
「めっちゃ。カンナさんに期待しているからね。じゃ また絶対 秋にも応援に行くから」
と言って、挨拶をして体育館を後にしました。