神奈川リーグにて

pigroboshow2007-06-15

神奈川リーグ。6月10日の試合。
第7試合の松蔭大学との試合が、事実上の決勝戦でした。
現在、神奈川県の大学女子バレー部では、両チームの実力が抜きん出ていると思います。
第1セットは、序盤リードするものの松蔭大学の速さ、力強さが出て14−25と 取られてしまいます。
悔しいなあ。ほんとに実力差はないはずなのに。
時にチームに固さが見られる様に思いました。
そして、第2セット。
クミさんのサーブがとても効果的で、リード。
その後、足が動いていないようなプレーが出て、逆転されてしまいます。
なにか きっかけがほしいなあ><
そう思っていた時、第1セット途中から出場したミトさんが、大活躍。チームに活気が戻ってきたように感じました。
センターのカホさん、レフトのクルミさんの力強いスパイク。ツキさんの素早いトスアップ。ツクシさんのファインレシーブ。そして、21−23と苦しい場面の終盤でのコウさんとクミさんが思い切りのいいスパイク、ブロックで切ってくれる。松蔭大学戦の2人の集中力は素晴らしかった。
そして、ミトさん。
東海大学掲示板で読んだのですが、6月10日が お誕生日だったそうです。
さらに、その日がデビュー戦だったそうです。
167cmとバレーボール選手としては、けして大きくはなく。3年生で初めての出場。
いろんな思いはあったと思います。
ああ。でも、自分は応援していて、終盤にリードされた場面から追いついたのはミトさんの活躍は大きかったと思います。
いつものように 声援を送っていて。
ミトさんが何本も螺旋状に回転するかのような変化のサーブで、エースを取る姿を、見ていて、そのサーブに立つ姿に声援を止めて、ただ黙ってミトさんを眺めていた瞬間がありました。
そして、当たり前のようにエースを取るミトさんの なんとカッコよかったことか。
なんと頼もしかったことか。
「この子 すごいな」
そう つぶやいていてしまいました。
その時、優れたアスリートのプレーに、感動する喜びが自分にはありました。