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東レアローズがなかなか勝てない時期に、何より勝利の尊さを思いました。
福井での試合後に、アローズを体育館前で待っていた時に何気なくバレーボールもばいるを見たら、日立佐和がパイオニアにセットカウント2−1でリードしていることを知りました。
アローズバスを見送った後に、バレー友達とVスコアを見ていたら、
日立佐和、どうなりました?」
それは、あるプレミアチームのバスの運転手の方でした。
「勝たせてあげたいね。」
そんなお話をされていました。
電車の時間もあったので、体育館から福井駅に向いました。
いつもお世話になっているアローズファンの方の車に、東京から来ているアローズファンの方と乗せてもらいました。
車の中で、携帯をチェックして。
日立佐和とパイオニアの一戦に、思わず「佐和、がんばれ」と応援してました。
純粋に日立佐和に勝ってもらいたいと思いました。
車が福井駅に着くまでの時間。
第5セットが終了し、思わず車内で小さな拍手。
井西選手のブロックが決まった瞬間のこと、初の勝利者インタビューのことなどを思い浮かべて感動しました。
そして、
試合後に選手に贈る応援席からのエール。
今季最後の最後で、初めて「健闘」ではなく「勝利」を讃えることが出来ることの喜び。
また、選手の気持ちを思い、ぐっときました。
終戦、接戦ながらもJTにストレートで勝利したシーガルズの4強入り。
シーガルズも、自分達ができることをしっかり頑張った結果、バレーの神様が微笑んでくれたように感じます。
そのシーガルズに勝利するよう、セミファイナルを東レアローズを一生懸命に応援してこようと思います。
帰りの電車の中で、バレーボールVリーグのサイトで勝敗表を見ました。
○10位
日立佐和
勝ち:1
負け:26
勝率0.04
セット率0.15
勝ち:1
その「1」
を見た時に、涙がこぼれました。
勝利は尊いものです。
負けていい試合、おろそかにしていいプレー、譲ってもいい1点など
ひとつもありません。
その言葉を東レアローズは、実践してきたように思います。
東レアローズとともに、頑張ります。