筑波−PFU

PFUの両サイドも軽々と。そんな表現がぴったりするぐらい筑波大学のブロックを破っていたように思いました。
が、第2セット以降。
サーブレシーブがガタガタになってしまいました。
センター線が機能せず、ブロックに捕まりだしたら、固かった筑波の動きもだいぶ軽くなったように感じだし、筑波の勢いが加速し、止まりませんでした。レンさんがボールを追って上げるトスも正確さを欠くようになってしまいました。
レンさんは軽いパニックに陥ったかもしれません。それぐらい苦しんでいるように感じました。
第1セットは、PFUは筑波よりも1枚も2枚も上手と感じたのですが、第2セット以降は筑波の強さが際立っていました。
相手レシーブが崩れて返ったボールを上げるトスは相手ブロックが無い。あっても1枚のところをバンバン決めて。
ラリーでは集中してボールを落とさない。
また、身長は高くないのですが、ライトの中村選手がラリーからバックアタックを3発。
皆本選手も気持ちよくバックアタック含めスパイクを打っていました。
筑波は試合中、ミスをしても余裕さえ感じました。
第4セットなどは、PFUが気合い入りまくりでリードし、また、筑波には珍しくサーブミスも多かったのですが、後半にかけて、あっさり逆転。
最初、このセットから入った砂田選手がよく決めていたのですが、終盤で連続でブロックに捕まってしまいました。
特に23−21の場面でPFUが取ったタイムアウト明けでのブロックは大きかったように思います。
試合後、レンさんはショックを隠しきれない様子でしたが、コトミさんは、そういう風には全く見えませんでした。
帰り際に岸本監督に差し入れを渡して、言葉を掛けたら、とても謙虚に答えてくださいました。