試合後

Befco イベント

日立佐和が、上尾との試合で3-1のセットカウントで破れた時、
「ああ。あと1セット取っていれば」
そう思いました。
同じ3勝1敗でも、上尾が敗れた三洋電機との試合はフルセット。
てっきり、土曜日の時点で上尾に抜かれてしまったと勘違いしました。
で、寝る前に携帯のVリーグのサイトを確認したら、日立佐和がセット率で1位。
そうでした。
肝心の日立佐和−上尾の試合で、日立佐和が1セットを奪っていました。
日立佐和 得セット10 失セット3‥‥セット率 3.33
上尾   得セット11 失セット4‥‥セット率 2.75

もしも、ストレート負けだったら
日立佐和 得セット9 失セット3‥‥セット率 3
上尾   得セット11 失セット3‥‥セット率 3.33
上尾が逆転していました。
そうです。
あの1セットは、
「ああ。あと1セット取っていれば」
ではなく
「よくぞ。あの1セットを取った」
という1セットでした。

ただ。
日立佐和は、ストレートで勝利すれば文句なしの優勝となりますが、
終戦の相手は、上尾の体育館でフルセットの辛勝だった三洋電機
仮に、三洋電機に敗れれば、優勝どころか入れ替え戦出場さえできなくなってしまう大変厳しい状況でありました。
この試合、おそらく、誰もが「そのこと」について、よくわかっていました。
第1セット、江畑選手が1本目のサーブをネットにかけてしまうと、三洋電機がみるみるリード。
苦しい立ち上がりでした。
が、このセット中盤から江畑選手のスパイクが三洋電機のブロックの上から決まりだして、日立佐和の攻撃の核となったのではないかと思います。
といっても、松浦選手が実にうまくアタッカー陣を生かしていたし、中盤以降は、全員が絶好調状態でした。
ディフェンス面でも、リベロの中村選手が素晴らしかった。
三洋電機大阪のフェイントはほとんど対応しましたし、サーブレシーブも安定。
リベロがゲームのリズムを作っているように感じるときは、どのチームも強い。
第2セット以降は、とにかく強い日立佐和でした。
サーブでせめて、ブロックも機能して。
みごとなストレート勝ちでの優勝でした。
試合後に、インタビューで藤崎選手が、応援団のことについて聞かれた時に、
思わず声が震えたのには、ジーンとしました。
応援してくれた人に
「優勝しました」
そう言えるのは、しあわせですよね。

それにしても。
試合とは不思議なものだなあ。わからないものだなあと思った日立佐和と上尾と三洋電機の3チーム。

レギュラーラウンド。
日立佐和三洋電機。フルセットの辛勝。
上尾−三洋電機。ストレートで上尾が完勝。
日立佐和−上尾。3−1で日立佐和が勝利。

上位リーグ
日立佐和三洋電機。ストレートで日立佐和が完勝。
上尾−三洋電機。フルセットで三洋電機が辛勝。
日立佐和−上尾。3−1で上尾が勝利。

いかに試合でベストパフォーマンスを発揮できるか。

インタビューで、藤崎選手が言っていましたが
「チャレンジャー」
その意気で、入れ替え戦でもベストパフォーマンスを発揮してほしいと思います。

【涙】
試合後に日立佐和応援団で 涙の人もいて、思わずジーン。
それと。
試合が終わって、通路で応援に来ていた方と涙の三洋電機の林キャプテンにも、もらいました><