関東ブロックラウンド

【見たかった選手とチーム】

関東ブロックラウンド。
かねてから見たかった選手とチームが見れてよかった。
選手は男子で、宇都宮大学の大木選手。
チームは、女子。都留文科。
大木選手は、あるバレーファンの方が、
「大木選手はバレーやってなくても、他のスポーツやってても、スゴイ選手になってたんだろうなあ」
というお話を聞いていましたし、とにかく身体能力がスゴイ!
ということで、いつか見たいなあと楽しみにしていました。
関東ブロックラウンドで東海男子の第1戦の対戦チームが、その宇都宮でしたので、わくわくしました。
で。確かに大木選手、すごいなと。大げさにたとえると、人間、超えそうな運動能力の塊みたい。

2部の試合結果で、都留文科大学という聞きなれない……というか初めて聞く名前の大学が国際武道大学にストレートで勝利したので、すごく驚きました。
バレー友達から聞いた話。公式プログラム読んだ。
ああ。このチーム、自分は好きになるなと予感。
監督。山下成美。なんと、同部の選手兼監督。大学3年生。
共栄学園との試合を観戦しました。
強豪共栄学園の圧勝となるかと思えば、そうはならず。
平均身長は160cm台だけど、鍛えているなあと伝わるレシーブ。スパイクの力強さ。
ストレート負けでしたが、序盤にリードを奪うなど、もしかしたら1セット取るかもの展開。
ああ。予感的中。
都留文科大学。このチーム好きだ。

【跳ぶ】
「今季は、他大学はジュニアで1年生が選出されていて、大変なんだよね」
淵野辺の試合後に、東海OGの方と男子の試合を応援に行く小田急線内での、その方の言葉が脳裏に浮かびました。
その時は、ふうん。程度にしか思わなかったけれど、確かに。
この選手がいなかった筑波は大変だったよなあと。
筑波大17番。出耒田選手。
試合開始すぐに、出耒田選手の特性が顕著に。
ネット上にふわっと浮かびあがって、なかなか消えない。跳んで残ってる。そんな印象。すげえ。面白い。

一方。
東海の小澤 翔選手。
「名前が翔だから、跳んでもらわなくちゃ」
東海の応援で、どなたかがそう おっしゃってましたが。
ホント、跳ぶ。
小澤選手の場合は、とにかく空いるほうが多い?楽しい。びっくりする。面白い。
そう感じる。
スパイク、サーブはもちろんすごいのですが、一人で跳ぶブロックが自分はすごくぐっときました。
めいっぱい、もう力いっぱい。全身全霊に力をためて、一生懸命に跳ぶ。ぴんと体を伸ばして、ぐっと力をこめて両腕を力強く伸ばす。
指先にでも、それこそ1mmでもボールを当てようと伸ばす。
そう見える。

昔、テレビで中恒内選手を見てて。
あー。この人、ネット飛び越えちゃうんじゃないかと思ったことある。
ありえないけど、そう感じさせてくれる。

空にずっといる?
空いる方が多い?

面白い。楽しい。びっくりした。