ホームゲーム 1

土曜日の健祥会との試合にストレートで敗れた。
試合後のアナウンスが流れた。
GSSサンビームズ……15敗」
いまだ白星ゼロ。
得セット1。
失セット45。
リーグ戦の勝利は、この3シーズンでわずかにひとつ。
強い弱いで単純に表現すれば、
あまりにも弱すぎるチームということになると思う。

GSSを知ったのは、村木選手を知ったから。
そして、東海の山下みなみ選手が入部して、そのあと、菊池めぐみ選手。岡崎櫻選手が入部した。
GSSは、やっぱり気になるチームで、できれば、もっと応援に行きたいとも思ってはいる。

土曜日の試合後に、選手との交流イベントがあったけれど、イベントには参加せずに帰宅した。
友人のUさんが
「試合後に悔しくて泣くことは、いいこと」
そんなお話をされて、自分もそう思った。
でも、土曜日の試合後に涙はなかったように思う。

ホームゲーム。
GSSは、これまでホームゲームでいい結果を残せていない。
それは、勝利という最高の結果だけでない。
セットさえ取れていない。
土曜日に日曜日の対戦相手、大野石油広島の試合も見た。
素晴らしかった。
特にセッターの桑実選手のプレーは、アリーナで見れて良かったと思った。
魅了された。
土曜日の帰り道。
GSSは、またもホームゲームで「残せ」ないのではないかと思った。

−日曜日−
ホームゲーム2日目。

土曜日は、スタンドエンド側の応援席がいっぱいだったので、遠慮してサイドに座って応援した。
だけど、日曜日は、土曜日ほど多くはなかった。
応援席に行って応援しようと思った。
移動していたら、大学&チャレンジで、よくお会いする東海の柔道部出身の方とばったり。
「今日の相手(大野石油広島)は、昨日の相手より強いよ」
そう声を掛けられた。

応援席に行った。
最初に座った席で、隣の方がビデオ撮影をされていたので、声が大きい自分は席を移動することにした。
でも、けっこう席が埋まっていて、どうしようかと迷っていたら、菊池選手のお母さんが席がひとつ空いていると教えてくださって、お隣に座らせていただきました。
感謝。その隣には山下選手のお母さん。
菊池選手のお父さんは、応援のリードのお手伝いをされていて、親御さんの熱意には、ただただ感服。

試合が始まった。