さめやらず

最近では、月曜日には切り替えられるようになっていましたが、今週の月曜日は興奮さめやらず。
携帯Vスコアで、アローズがぎりぎりのフルセット2連勝。
そして、NECが首位決戦をストレートで勝利。
バレーボールのことでいっぱいになっていました。
中でも、JT-デンソー
この試合が嬉しかった。
JTデンソーも流れが相手に行きかけても、けして諦めなかった。
押し切れなかったという印象よりも、どちらのチームもよく耐えた。我慢した。そういう風に思いました。
この試合は、本当に嬉しかった。
特に第4セット、20点からの攻防。
クウさんが、めちゃめちゃ輝いていた。
芥川選手に上げた2本のトス。
1本は、25−25から吉澤選手のサーブミスの後、嫌な流れの中で決めた速攻。
もう1本は、32-32から、やはりミスで32-33となった後に決めた1本。
この時のトスを久光の中田監督が見たら、どう感じるだろうと思いました。
中田さんが現役のころ、厳しい場面で三屋選手、江上選手で強気に攻めていたのと、よく似ているように思ったからでした。
デンソーのイヴァナ選手が絶好調で、すごいけれど、単調な攻撃であっただけに、対照的なクウさんのプレーがより輝いたように思います。


JTは谷口選手が好調です。
谷口選手とクウさんは合うというのも、あるのかもしれませんが、なんとなく谷口選手が、新人セッターのクウさんを「なんとかしてあげよう」「たすけてあげよう」
そういう気持ちが、とても強く出ていて、それで、谷口選手も、いい結果が出ているようにも感じていました。
今シーズンのJTの試合を見ていると、厳しい時に谷口選手に助けられる場面が多かったように思います。
第4セットは、後半から谷口選手に代わり石井選手がコートに。
頼りになる谷口選手が交代してしまったけれど、クウさんは、そこからさらに冴えわたりました。
谷口選手、石川選手、大友選手…クウさんを支えてきてくれた先輩選手達にも、応えるかのようなプレーをクウさんがコートで表現していて、それがぐっときました。
嬉しく思いました。


JTは、これで6勝。運がいいのか、その全ての勝利を体育館で見ることができました。
が、残り8試合。
自分が見れない勝利がたくさん増えて、「ああ、見に行きたかったなあ」と悔しい思いをさせてくれることを期待しています。
クウさん、頑張れ。