２００４年５月９日
最終予選，タイとの試合。
この前日の大山加奈選手は，１度も試合に出場機会がなくて，ファンとしてはイタリア戦の勝利よりも，大山加奈選手の姿がとても辛くて，複雑な思いでいました。
そして，大山加奈選手はこの日の試合もコートに立つことが出来ず，それでも，自分の目にはイタリア戦以上に，大きな声で仲間を励まし，控えコーナーで何度もジャンプを繰り返して，いつでもいくぞーって気持ちがスゴク伝わってきてました。
試合後。木村選手の試合後の調整を手伝う大山加奈選手。二人の気持ちは，御本人にしかわかりませんが，観客席から見るお二人の姿はまるで本当の姉妹のようで，大山加奈選手が木村選手を気遣うように優しく語りかけているように見えました。
その日も試合に出場できなかった辛い気持ち，悔しい気持ちがあったと思うのですが，この時の大山加奈選手から伝わってくるもの。自分が苦しい時でも，相手を思いやる気持ち。なんだか，今，思い出してもジーンとしてきます。
東京体育館からの帰り道，Ｎｅｗｓの曲が何度も頭の中でリフレインされてました。
今，木村沙織選手が体調に不安を感じつつ，Ｖリーグ入りを希望されているという報道を見て，いろんな考えがあると思いますが，自分はこの時のことが思い出されて，木村沙織選手が東レ・アローズに入団されるのが自然なように僕には思えます。ごめんなさい。ほんと，個人的な気持ちです。
周囲の皆様とよく相談されて木村沙織選手にとって，いちばん良い道を進まれることを願っています。
夢を目指す 君に幸あれ〜♪
