東京予選で

pigroboshow2005-01-31

2005年1月22日,土曜日に駒沢体育館で行われた春高バレーの東京予選に行ってまいりました。
この日の対戦は,ベスト4に勝ち上がってきた4チームによるトーナメントで,
代表の座は3チーム。どのチームもひとつ勝てば,春高出場が決定します。
つまり,この日,戦う4チームのうち,勝利を掴むのは3チーム。ある意味,自分の今までの経験から勝者の影には,多くの敗者の涙があるという考えを根底から覆す大会でもありました。←チョッとオーバーかな?

自分は試合開始チョッと前に駒沢体育館についたのですが……けっこう駒沢大学駅前からの道は分かりづらかったです(汗)応援席の裏では,ブラスバンドチアリーダーが一生懸命,応援の練習をしていたりして,Vリーグとはまた違った風景を見ることが出来ました。

4チームは,下北沢成徳共栄学園文京学院八王子実践の4チームでした。
まず第1試合で,下北沢成徳共栄学園の試合が行なわれ,2−1で共栄学園が勝利しました。

第2試合,文京学院八王子実践の試合は,2−0で文京学院が勝利。

男子の試合をはさんで,下北沢成徳八王子実践の3位決定戦,共栄学園文京学院の優勝決定戦が同時に行なわれることになりました。
自分の周りの席では,下北沢成徳八王子実践のファンの方が多く,3位決定戦が決まった時,なんともいえない空気が流れました。自分はどのチームも応援したいという気持ちはありますが,ただただ下北沢成徳を応援していました。

ちょうどお昼の時間でしたが,お昼も食べずに色々お話していました。男子の試合は,応援団も多く観客席に入れませんでした><大林さんや,柳本監督も来られていて,友人の話だと,自分は移動中に階段で柳本監督にぶつかったらしいのですが,まったく覚えてませんでした(汗)とにかく通路狭かったし←いいわけ。
柳本監督!ごめんなさい。ぺこりんこ。

3位決定戦と,優勝決定戦は同時に行なわれました。
優勝決定戦は,既に春高出場が決定したチームの試合。3位決定戦は最後の座を賭けた試合。なんとなく3位決定戦を戦う選手の表情と,優勝決定戦を戦う選手の表情に違いがあるように自分には感じられました。
3位決定戦は切ないほどの名勝負でした。
第1セットを下北沢成徳が取り,第2セットは八王子実践が取り返し,セットカウトは1−1。第3セットは,八王子実践がリードすれば,下北沢成徳が追いつくという展開で,試合中,何度,どーなっちゃうんだろう?どっも勝たせてあげたい。と,試合を見ている友達と嘆息したことでしょう。
最後のボールがコート上で跳ねた時,この時ほど心が痛いほどの残念な気持ちになったことは,バレーボール観戦で,そう多くはないと思います。

試合中,応援席からの選手を勝たせたいという気持ち,それはどのバレーボールの試合でも,共通のものでしたが,この時はその気持ちがあまりにも純粋で美しく泣きたくなるような選手への熱い想いがあったように思います。

下北沢成徳と言うと,まず横山選手の名前が思いつきますが,この日,横山選手はやはり出場した4チームの選手の中でも,群を抜く存在感がありました。しかし,下北沢成徳の試合を見て,丸山主将,大橋選手,小林選手……みんな輝いていました。
下北沢成徳のこれからを,応援したいです。