笑顔が素適なのは 2006年5月2日

pigroboshow2006-05-14

第55回黒鷲旗東レ・アローズの初戦の相手チームは健祥会でした。
健祥会には,元東レ・アローズの長野選手が,現在所属されています。
長野選手は,中川選手,大山加奈選手,荒木選手と同期の選手です。
同期の絆というのは とても強いものがあると思います。
大山加奈選手がブログに移行する前に作っておられていたご自分のサイト。
最初にアップしてくださった画像は,同期4人で写した1枚でした。
長野選手が健祥会に入ったと聞いた時は,とても嬉しくて。
いつかⅤ1リーグを見に行きたいって思っていました。
ですが,どうしても東レ・アローズと同じ日に試合が組まれていて,
V1リーグ,健祥会の試合は結局1度も見ることが出来ませんでした。
黒鷲旗で。その思いはかなったのですが,
まさか 東レ・アローズの初戦の相手だとは思いませんでした。
長野選手は応援したいけれど,対戦チームが東レ・アローズというので複雑な気持ちがありました。
でも,この試合は本当に伝わってくるものが多かったです。
V1リーグで長野選手を応援に行った方から
健祥会の中で1番 元気に声出して走り回って〜」
そういうお話を聞いていて。
実際に見た長野選手はその通りでした。
とにかく元気いっぱい。笑顔いっぱい。
ボールを追って,自分のベンチに激突しても笑顔。
スパイクを思いっきり打って,笑顔。
笑顔で走り回る長野選手に,周囲から
「ユキさん やばいよ」
思わず感動の呟きが。自分も涙腺やばかったです。……いつか書きたいと思いますが,健祥会VS三洋電機大阪戦は涙がこぼれました。(汗
東レ・アローズに所属している時,セッターというポジションと言うのもあるかもしれませんが,こんな元気に走り回る長野選手は記憶にありませんでした。
いつだったか。
国体予選だったと思います。長野選手がスタンドから,じっとコートを真剣なまなざしで。厳しい表情で見つめていた横顔が忘れられません。瞬きもしないで,それこそ一瞬も見逃さないぞという表情で。
長野選手の笑顔は,とても素適でした。
色んなことを考えたり,色んなことで悩まれたこともあると思います。
苦しかったこと つらかったこともあったと思います。
だから そんなことを微塵も感じさせない 満面の笑顔は。
今 またバレーボールをしている楽しさ。嬉しさをコートで表現されているから。
言葉ではなく笑顔で,プレーで伝わってくるから。
めっちゃ心を打たれました。