2005年5月3日 対 東海大学戦

pigroboshow2006-05-24

東レ・アローズ東海大学の1戦は,自分が想像していた以上に手に汗握る展開となりました。
第1セット 25−19。
第2セット 25−13。
この流れから 押し切れると思ったところに落とし穴というか。
東海大学が第3セット,粘りづよくミスが少ないバレーボールを展開して,リードを奪います。僕は偶然,東海大学さんの横で(部員さん達だと思うのですが)応援していたのですが,しだいに僕もアローズの応援にヒートアップしてしまいました。
この試合で1セット,落とすようなことがあったら2位通過になってしまう可能性が出てきてしまいます。
もしも予選グループ2位通過だと,トーナメントでいきなり武富士との試合になる可能性が高くなってしまいます。1位通過ならばV1リーグとの対戦が予想され,少しでも有利な相手と戦うのがトーナメントでは重要になると思うからです。
試合は終盤に向け 東レ・アローズが底力を見せて25−22で勝利。
ほっとひと安心しました。
ですが,自分ののどは久しぶりにつぶれてしまいました(笑
心に残っていることが一つ。
試合中に,東レ・アローズのボールがネットにかかって,落ちる。と思ったその時に未希選手が視界にいきなり飛び込んできて,正座の形でボールをすくってキレイにあげました。
その瞬間に
「上手い!」
東海大学の生徒さん達から声が上がりました。
「上手いものは上手い」
アローズの高いブロックでも,強烈なサーブ,スパイクでもなく
未希選手のネット際のあのボール処理に,敵味方関係なく賞賛するその素直な言葉に思わずほろっとしてしまいました。
試合後に とても気持ちよく両チームに拍手を贈らせてもらいました。