そこには いつも 

pigroboshow2006-09-08

近畿ブロック大会の未希選手には,サーブカットが崩れた場面でのトスアップや,決められたと思ったスパイクをワンハンドで上げたり,咄嗟の場面での反射神経の凄さを感じました。
特にレシーブ力はめっちゃ頼りになって,未希選手がセッターになることで,未希選手のサーブレシーブが封印されてしまうのは残念な気がします。
自分は未希選手には特別な思い入れがあって,それは未希選手が初めて東レ・アローズのユニを着たあの第10回Vリーグの決勝戦の日から,近畿総合,サマーリーグと。所謂オフシーズンの選手の頑張りを見てきて,そこにはいつも未希選手がいました。自分が未希選手を讃えてあげたいなあと思うのは,サマーリーグにしろ,練習試合,近畿総合にしろ,いつも未希選手は,体育館で一生懸命に汗を流していることです。
闘志がなかなか表に出てこないのではないかな?そうおっしゃる方もいらっしゃいます。でも,未希選手がバレーボールに対する真摯な気持ち。ピュアな気持ちは,確かなものだと思います。
未希選手が,サマーリーグで,冷房のない体育館の中で汗びっしょりでコートの中でただ一人フル出場で戦って。
試合の合間の時間,りぃさんと走って,練習場に向かっていて。ファンに呼び止められたりぃさんに練習場に行かなきゃと怒るように呼んでいたのを思い出します。
振り返ってみると,未希選手は,やらなきゃという気持ち。頑張ろうという気持ち。
バレーボールに対する気持ちが,時に不器用に感じてしまうほどピュアであるように感じます。
第13回Vリーグ東レ3人娘,全日本でも活躍するアタッカー。ダンさんはじめ,いつ代表に選出されても不思議でない実力,実績のあるアタッカー。ミヤさんたち,未来の日本のバレーボールを背負われていくであろうアタッカー。
第13回Vリーグは,その豊富で魅力的なアタッカー陣を生かす,未希さん,ミチさん,レンさんの3人のセッターのプレッシャーというものも大きいと思います。……もちろん サオリさんも含めて。
ですが,そのプレッシャーを感じることもまた幸せだと思いますし。
そういう時こそ,自分は,ともに戦いたいなあと思っています。みんなで戦う第13回Vリーグ。楽しみですね!