ドリームマッチ

pigroboshow2007-04-21

東レアローズの試合を応援していて,好きになったチームはたくさんあるけれど,東レアローズが出場しない大会でも応援に行ったのは,下北沢成徳健祥会東海大学。そして,四国eighty8の4チームだと思います。
自分の周りの東レアローズファンの中でも,応援していて 違うチームが好きになってしまい対戦する時は困ってしまう。という お話を耳にすることがあります。
自分を思えば,健祥会東海大学東レアローズと対戦したけれど,めっちゃ 東レアローズを応援しました。東海大学は,その応援のさなかで東海大学の応援をしているバレー部の控え選手達も含めていいチームだなと思ったのがきっかけでもありました。
健祥会は,できれば対戦は嫌だなあと思うチームでした。
で,四国eighty8です。
最初に東京で四国eighty8の試合を応援していた時に,ある選手がすごくいいサーブを打っていて,
「あの選手がサーブの時に スゴイチャンスだよな」
って 話をしていたら,四国eighty8を応援している方が
「あの子は○○って 言うんですよ」
と教えてくださいました。
でもって,
「○○!頑張れ!」
ずっと そう応援していたら すごく活躍してくれて嬉しかったです。
広島の猫田記念体育館。
その時に○○選手の名前を教えてくださった方が,自分の席のふたつ前に座りました。
その方は,○○選手のお母さんでした。
よく見たら,ほんとに そっくりでした。
お母さん達は,お父さんとお姉さんとご家族で来られていたのですが,とても熱心に応援されていて。
スタンド席で後ろの方のご厚意もあって,ずっと 立ち上がって3人とも応援していました。
お父さんは,スティックバルーンを叩きすぎて,空気が抜けてしまって。応援団の方からメガホン借りて頑張っていました。○○選手のご家族ばかりでなく,スタンドでは温かく熱く応援されていました。

チームの主軸となっている浦辺選手は,スタンドのアローズファンからも驚きの声が漏れるほどの完全無回転のジャンピングフローターを打ちます。(特撮映画でも見ているよう)浦辺選手は東京で見た時からとても好きになりました。とにかく よく笑って泣いて(笑)感情がストレートに伝わってくる選手でした。ブロックにつかまって悔しいという気持ち。ここぞの場面で決めてうれしいという気持ち。がむしゃらに頑張っている選手でした。その心がスタンドにもとても良く伝わって共感できて。浦辺選手の気持ちがとても好きです。

四国の新聞記事によると,笠松選手は大会前に脱臼されていたそうです。大事な第1戦。その最初の1点目をセッターの内藤選手は,その笠松選手にトスを上げました。四国eighty8とは,そういうチームでした。

第1戦終了した後に,広島が地元ということもあってのことだと思いますが,米田監督が高齢のご夫婦とお話をされていて,別れ際に肩に手をかけて
「元気でね」
そう言って,なんともいえない表情をされている場面に出くわしました。監督さんのご両親なのか,お世話になった方なのか分かりませんが,その時の言葉は,とても素朴だけど温かく感じました。
猫田記念体育館はバレーボールのパネルがたくさん飾られていて。モントリオールで金メダルを取った全日本女子チームの写真が飾られていて。その選手,スタッフが並んでいる一番隅っこに若き日の米田コーチが写っていました。全日本の監督をされていた時も,今,地域リーグの監督で頑張られている時も,バレーボールへの思いは変わらないんだと感じました。

第2戦が終わった後に,ファンと選手の記念撮影の際,メグさんが高齢のおばあさんにすごく優しく丁寧に応対されていて,その真摯で温かい姿を見ていて。ああ。メグさんだなあって思いました。

〜と。四国eighty8。2日間だけでしたが,とても好きなチーム。応援したくなるチームになりました。
それで,サマーリーグなのですが。
もしも 東レアローズと対戦したとしたら〜
もしかしたら 自分にとってのドリームマッチかもしれないです。
強いチームと強いチームが対戦する。大きな試合ではなくて
心から応援したい。好きなチームが対戦する。
どっちも心から勝ってほしいと願う両チームが対戦する。
ふたつのチームが対戦したら,東レアローズをやっぱり応援する。
そう思っていたけれど,もしかしたら
自分は バカかもしんないけれど,両チームを精一杯応援しようかな。
バレーボールに引き分けはない。
それでも,両チームが勝者になってほしい。
めっちゃ声援を送る。
心から両チームに拍手をしたい。
その時の自分の素直な気持ちで。
ああ。でも やっぱり 東レアローズが好きかな(笑)
ドリームマッチを楽しみにしています。