女子ワールドカップ

女子ワールドカップが終了しました。
2007年は、ワールドカップの年。ワールドカップは、日本のバレーボールファンの多くの人にとって特別な大会だと思います。もちろん、自分にも。だけれども、2007年が始まった時に、ワールドカップへの熱い気持ちがあまり湧き上がってきませんでした。
理由はよくわかりません。
今年の全日本メンバーには、加奈さん、エリカさん、サオリさんが選ばれていて。特に、エリカさんが『ワールドカップ』を戦うというのは、感慨深いものがありました。他に、個人的には、メイさんが選ばれなかったことに不満はありますが、ライバルチームではあるけれど、大村選手も選ばれていて、嬉しく思いました。大村選手は、スポーツマンシップと言いましょうか。試合、試合後を見ていて、感銘を受けることが度々あります。そんな自分でしたが、なぜか心が閉じていたところがありました。昨年の加奈さんの苦しさも、心にあったのかもしれません。
けれども、いざワールドカップが始まって、気合い乗りまくりのエリカさんを見て、胸を打たれ、加奈さんがベンチに座り、『その時』を待っている間、熱い涙がこみ上げてきました。
ひとつ思ったのは、勝ち続けている時、絶好調の時ではなく、試練の時、苦しんでいる時の方が応援に行きたいと切実に思うんだなあと思いました。
イタリア戦が終わったあとに、せめてポーランド戦だけでも応援に行こうかと、調べてみましたが、行けませんでした。
大会前。メダルに届く可能性は必ずあると思いました。自分の想像以上に、イタリア、アメリカが強かったですが、大会終了した今もメダルに届くチャンスはあったように思っています。
北海道、1試合だけでも。そう真剣に考えた自分にびっくり。嬉しいかな。加奈さん、エリカさん、サオリさん、全日本の選手、心動かされました。ありがとう。