natural

pigroboshow2007-11-19

2004年の夏に、初めて岡山まで東レアローズの応援に行きました。
初めて、遠いところに応援に行って、なんだか、ちょっと心がふわふわするようなところもありました。
ふれあい公園体育館内では、果物の販売などもしていました。
ちょうど、その果物の販売をしているところに東レアローズの某選手が2名、着ました。
とても楽しそうに果物を見ていて、ファンがサインや写真をお願いしました。
自分は、その2人の選手のファンの方に知り合いがいましたので、喜ぶかな?
そう思って、携帯で写真を撮らせてもらいました。
かなり上がっていたと思います。緊張して、写真をとってもらいメールしてみました。
すると
「2人とも、顔が強張っていて面白いね」
そういう返事が来ました。
ああ。なるほど。
確かに写真を見たら、二人とも顔が強張っていました。
無理もないなあと思いました。
それから、あまり選手に声を掛けたり、近づくのは遠慮しました。
でまちの時も、みなさんと選手がいい雰囲気でいるその場を美しいと思うし、あまり壊したくないなあと思いました。
こういうと、なんだかネガティブな感じもしますが、自分はけしてそんな気持ちじゃなかったんです。
ナチュラルに、自分は その1歩引いた ところが好きだったので。
今は、顔を覚えてくれた選手もいて、また、どうしても声を掛けたくなる「試合」というのがあって、
「頑張ったね」と励ましたり、「ありがとう」という言葉を伝えたかったり。そこは自分の気持ちのままに。
わか杉国体のあとは、「おめでとう」その言葉が言いたくて、たくさんの選手に声を掛けました。
嬉しかったのが、ココさんがとてもナチュラルな笑顔で喜んでくれたこと。嬉しいという気持ちがとても伝わりました。
ただ、某選手のファンの方に、写真を送りたくて、写真を撮らせてもらったのですが、めっちゃ こわばった顔で。ああ。本当にごめんなさい。写真も送れなかったし、その選手にもちょっと悪いことしちゃったなあと思いました。
自分は、東レアローズがとても好きで、応援もたくさんしているつもりですが、そういう部分は、本当に苦手なところもあるし、ほんと不器用かもしれないです。

不器用だし、言葉がうまくない自分なのですが、

東海大学で、一番、不思議に感じたのは、みんな自然に笑ってくれたことでした。
春季リーグの試合後に、駅のホームで、初めて、カンさんに声を掛けました。
それこそ、敗戦後のあとで、シチュエーション的に声を掛けるのはどうか?そんな時だったのに、自分はどうしても、東海大学の選手に、カンさんに声を掛けたかったのです。
試合中は、張り詰めたような真剣な顔でプレーしていて、あまり笑顔の印象は無く、真面目なカンさん。
自分が知ってる知人の名前をあげて声をかけたら、カンさんがすごく自然に笑ってくれました。
嬉しかったです。カンさんの笑顔は、元気が生まれてくるような勇気が湧いてくるような笑顔でした。

最初に横断幕張った時も、
「なんか まずかったですか?」
心配して聞いたら、シュウさんがめっちゃ元気に否定の意味で首を振ってくれて笑ってくれました。
思わず、
「松蔭に勝つんだよ!」
そう言ったら、
「ハイ!」
って、元気な声と笑顔で答えてくれました。

スタンドに座っていたら、イクさん、コウさん、カンナさん、ツキさん、ツクシさん、クミさん、たくさんの選手が「ありがとう」と言ってくれましたし、すごく喜んでくれている。感謝してくれているのが伝わってきて……というかHAPPYに思ってくれていて、それが こちらにも伝染して同じくHAPPYな気持ちになれました。

不思議なんです。

なんでみんな自然に笑ってくれるんだろう?
そう思いました。

今でも、あまり 理由は分らないのですが、自然に笑ってくれる選手一人ひとりの気持ちが嬉しいです。ありがたいような、こっちから感謝したいようなそんな気持ちです。
国士舘との試合後に、キャプテンのナナさんが笑顔でこう言ってくれました。
「ありがとうございます」
応援をすることで、何か 求めるつもりもないし、ただ好きなチームを応援して、頑張ってくれれば、それでいいと思っています。それは変わらないけれど、心にじんわり広がる温かさには、抗いがたいものがあります。
あまりにもHAPPYな気持ちにしてくれます。
自然に。それでいいと思います。
ありがとう。東海大学の選手の感謝の気持に感謝します。
東レアローズ東海大学も これからも応援したいなあって思います。自然に。