駅のホームで、その人と会いました。
一緒に電車に乗って帰りました。
「国体とかも、応援に行ってるの？」
「はい。いける限りは応援に行きたいと思っています」
「何がありがたいと言っても、ファンの方がいてくれることはとてもありがたいね。もしも、観客が誰もいなかったら選手も張り合いないよね」
そこで、少し言葉を切って、
「うちの娘も、昔は地域リーグでバレーボールをしていたけれど。観客は、ほとんどいなかったからなあ」
それから、2人の共通の知人の話になった時に
「あの人も、うちの娘のおかげで元気になれたようなことを言ってくれていたけれど、うちの娘も、そういってもらえて本当に嬉しいと思う」
「メグも応援したいなあ。Ｖ１がうちのほうでやるのなら、教えてな」
そう言って、お別れしました。
別れる際に「みかん」をいただきました。
その人の言葉を2人のバレーボール選手に聞かせてあげたかったなと思いました。
バレーボールを続けて。地域リーグからプレミアへと移籍して、
コートからたくさんの感動を与えてくれる選手がいます。
私が応援する選手が2人、バレーボールを続けられることになりました。
応援を続けようと思います。
もしかしたら、コートネームは変わってしまうかもしれないけれど。
ナナ、カン。
がんばれよ。
おいらは、ずっと 応援するよ。
また体育館で。
そう言えることが嬉しいよ。
