東西対抗2009

東西対抗2009。
初日は、一つのコートで4試合行なわれました。
が、2日目は男女高校生が同時に試合を行い、その後、特設コートで大学女子、大学男子の順番で試合が行なわれました。
高校女子を見たかったものですから、高校男子は初日しか見れませんでした。
初日の高校男子の試合は、結構ラリーが続いたりして、男子の試合のイメージと少し違ったかも。実力差は、ほとんどなくて西軍がほんの少しだけ上回ったかなあという印象でした。

女子の試合。2日通して、東のセンターの2人、家高選手(東海大3高)と島村選手(川崎市立橘)が、とても印象的でした。特に家高選手のセンター攻撃は、わくわくして見てました。

大学男子東軍。龍神NIPPON〜全日本代表が3名。大学5冠の東海大学から5名選出。
強いぞ。
と。初日の第1セット。東海の選手が1名もいない布陣。
あれれ?
その後、メンバーをどんどん入れ替えましたが、フルセットに。
それでも、最後は東が勝つんだろうと思ったのですが、ここぞの場面でピンチサーバーで出場した加藤選手のサービスエース。大きかったです。
試合後。まさか、負けてしまうとは……そんな呟きが、あちらこちらから聞こえてきました。
それでも、やはり個々の選手の能力は高いし、油断もあっての敗戦だと思い、明日は強いぞ。そんな風に思ったのですが。
2日目の第1セットも、東海の選手がいない先発。特に東海の選手にこだわるわけではないけど、なんだか?????
初日は、西が善戦したよなあって思ったのですが、2日目は、西が強かった。そういう印象でした。
ストレート勝ちしてもおかしくないぐらい いいバレーボールをしたなあって思いました。
東のサーブを1本で切って、東の連続得点がなかなかなかったです。
ブロックも粘り強く。東が、バックアタックを連発で使ったのも、ブロックを意識してのものかなあ?とか思いました。
こういう試合は、西は最高だけど、東はとても悔しいだろうなあと思いました。
あと、東の日体大の高松選手。ホームページなどで見る高松選手に持つ自分の思ったとおりの選手でした。なんかちょっと嬉しかったです。

大学女子。
東がストレート勝ちで、西は悔しかったと思いますが、今回は東がいろんな意味で、とてもいいバレーボールをしたのではないかと思いました。西では、高校以来の竹田選手も見れて、嬉しかったです。
で。東。
先発メンバー、選手起用など、監督(嘉悦大学 米山監督)、コーチ(日本体育大学 根本監督)、トレーナー(東海大学 藤井監督)の3名で話し合ったのかもしれませんが、代表として、米山監督。ファンの一人として、表彰したいぐらい。素晴らしい選手起用だったと思います。
感激しました。初日に試合中にボールが当たった時、バタリと倒れたオーバーアクションも、表彰したいですねえ(笑)それも 感激しました(にこりんこ)

初日、星選手と奥村選手が大活躍。この2人のうちのどちらかがファインプレー賞かな?
でも、4年生の星選手だろうなあと思いました。ふたりとも、素晴らしい活躍だったと思います。
ただ、試合は圧勝したものの、出場していない選手がいて。
青山学院大学の千葉選手。嘉悦大学の渡邉選手。日体大の岸本選手。東海大の養畑選手。
特に。
青学の千葉選手は、本来レフトの選手ですが、リベロとして登録されていました。
4年生でもありますし、なんとか出場してほしいと思いました。
難しい問題なのですが。
今年の東のリベロ筑波大学3年生の岩永選手は、大学№1のリベロだと思います。
だけど、それが分っていてリベロ登録でレフトの千葉選手を登録してるのですから……
このまま出場機会がなかったらと思うと、とても辛いなあと思いました。
それと。出場はしたけれど、早稲田の森田選手。
ピンチサーバーでの出場でしたが、大学バレーを代表するようなアタッカーなので、なんとかスパイクを打ってもらいたいと思いました。
で。2日目。
この2日目の米山監督は、バレーファンの心理も、選手の気持ちも、すごく分っているって思いました。
第3セット最初から、千葉選手をリベロとして起用。
ユニバにもリベロとして出場したほどの選手ですから、やっぱりスゴイ。
そして、メンバーをがらりと変えました。吉村選手、近江選手、山口選手、養畑選手の東海の4人も同時にコートに。渡邉選手、岸本選手も。
第3セットは、他のセットに比べたら接戦になりましたが、それでもきちんとセットを取ってのストレート。しかも、最後に森田選手をコートに送って。
最後を決めたのは森田選手。森田選手らしいきれいなスパイクというわけではなかったけれど、その時のスタンドの沸き方は、格別なものがありました。

この2日間、嘉悦大学の2人の選手は大活躍でした。奥村選手は、スタメン起用のプレッシャーもあったと思いますが、ブロック、何本決めただろうかという活躍でした。
で、2日目だけでしたが途中出場の渡邉選手。打てば決まるぐらいの大活躍で、途中3点ぐらい連続で決めたのではないでしょうか?

全員が活躍した東西対抗。米山監督!素晴らしい!

で。今回の東西対抗で、自分が特に感動したのは、東海の近江選手と日体大の岸本選手が、対人トスをしている場面でした。
東海を応援しているものですから、日体大の岸本選手と東海の近江選手って仲いいなあと思ってました。
ふたりとも京都橘高校の出身。
高校から大学1部、2部と分かれて。
2人が進学するその前の冬に、東海は日体大に敗れて1部に返り咲くことは出来ず。
逆に日体大は1部残留を決めて。
不思議な運命のようにも感じます。
東西対抗という特別なコートにチームメイトとして、再び立っているんだなあと思うと、なんだか感慨深かったです。
第3セットに2人がならんだ時は、まさに名場面だったと思います。
ふたりとも、それぞれ別の道を選んだ時に、「同じコートで」「チームメイトとして」試合をすることを想像できていたかなあ?
ぼんやりと想像していたとしても、きっと考えていた以上に早く実現したと思います。
来年も、いいライバル☆
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