衝動

pigroboshow2011-05-24

日曜日の夜9時から、フジテレビの「マルモのおきて」を見ています。
かなり大雑把、乱暴にドラマの設定を言うと、主演の阿部サダヲさんが、亡くなった親友の双子の子供を預かって育てる〜ってお話なのですが(ほんと、大雑把すぎるなあ)、その第3話。
小学校の入学式でのお話。
入学のための準備をいろいろする阿部さんでしたが、入学式には行けず、また、せっかく作った上履き入れの袋も上履きと一緒に持たすのを忘れてしまいます。
会社の同僚の心づかいもあって、なんとか、入学式に間に合って。
阿部さんが来てくれて、双子は、とても喜んで、ニコニコ。
と、阿部さんがパイプ椅子に座っている双子の足元に目をやると、1年生の中で、双子だけが大人用のスリッパを履いていて。
小さい上履きを履いている中で、大き目のスリッパを履いている二人を見ているときの阿部さんの責任を感じているかのような表情に、伝わるものが多くありました。
ドラマなんですが。
衝き動かされる時があります。
それは、共感の場合もあるし、まったく逆で自分の認識を超えた時も。
スポーツでいうサプライズかな?
筑波大と東海大の試合で、
吉村選手がボールを追って飛びつきました。
自分、その時、
「惜しかった」
そう言っちゃったんです。
届いても、上がらない距離。自分の観戦した試合の数々では、返せないはずのボールでした。
そのボールが、上がり、繋がり。
「惜しかった」
自分がそう言ったボールが生きた。
思い返すと、なんかこう、心の奥のほうから衝き動かされるものがあった、あのプレー。
そのプレーは、翌日の嘉悦大学との試合でもありました。
アローズの試合では、中道選手と木村選手のプレーで感じたのと同じものを吉村選手のプレーで感じました。
衝き動かされました。