2012 淵野辺 最終週

東海は、嘉悦大学から1セットを取りました。
嘉悦大学の失セットは、今リーグ初。
強い時は、本当に強い東海。
自分が見た試合の中では、嘉悦大学が大差で取られたセットは、今年になってからは初めての気がします。
が、他の3セットは、嘉悦の圧勝でした。
嘉悦大学は春にも感じたのですが、安定しているというか完成しているというか、ただ、春とほとんど変わらない感じ。
結果も出ているし、ここから上げるのは難しいようにも思いました。


嘉悦に敗れ、2勝4敗となってしまった東海。
残り試合は3試合。入れ替え戦回避には、3勝以上が必要と思われ、また、勝ち越して終わるためには、絶対に勝たないといけない国士舘との試合。
この試合の東海は今リーグで一番、見ていて楽しかった。
台風で心配もありましたが、行ってよかったなと思える試合でした。
唯一、雨が心配でビデオ持っていかなかったのが、悔やまれます。
それと、感じたのは
「やっぱり、嘉悦のブロックはいいよな」
前日の嘉悦との対戦と比べると、「違い」は大きく感じました。
特に奥村選手はやっぱり粘り強いよなあ。と、思いました。
今考えると、嘉悦との試合の後に国士舘で良かったかなとも思いました。


2勝の早稲田と、1勝の宇都宮の試合。
入れ替え戦回避の3勝をかけた早稲田と、もう負けられない宇都宮との試合は、宇都宮が勝利。
早稲田も1セットを取った時は、いけるかと思ったのですが、2セット以降は宇都宮のペース。
その宇都宮ペースから逆転してリードした第3セットを競り負けたのは大きかったです。
感心したのは、宇都宮のブロックが早稲田の攻撃に対して、よく対応していて、ほとんどブロックに掛けていました。
宇都宮10番の選手の攻撃もよく効いていて、フェイント、中央からの攻撃とよく決まっていました。


開幕からの苦しい状況から一変。
東女体が好調です。
松蔭にまさかのストレート勝利。
さらに、敗れたとはいえ筑波大学ともいいゲーム。
入れ替え戦濃厚と思われた第1週のチームとは全く別物です。
服部選手もさすがの活躍中。服部選手の対角の選手も力強いスパイクを打っていますし、センターの2番の選手もいいですね。


東女体が、まさかのストレート勝ち。
松蔭にとっては、まさかのストレート負け。
春リーグ3位の松蔭が1勝しかできないというのは、誰も考えもしなかった、ここまでの結果だと思います。
東女体との試合が、あまりにも、あまりにもの内容だったので、翌日からの青学、嘉悦、日体大の3連戦は悲観的な予想しか思い浮かびませんでした。
青学との第1セット、10点に届かず。
やはりなあと、思ったら、あら?
第2セット以降は松蔭の動きがいい。
青学が気持ちに緩みがあったのかもしれませんが、松蔭のほうが いい動きをしているように思いました。
それでも、結果は3-1で青学が勝利。
1勝だけというのは、現在は松蔭大学だけ。残り2試合の対戦チームを考えると、入れ替え戦回避は難しい状況となってしまったと思います。