国士舘と松蔭

初めて大学バレーのリーグ戦を見たのは2006年。
場所は大東文化大学東松山の体育館。
関東大学女子2部リーグの国士舘の応援に。
当時、まだ東海大学は、全く知りませんでした。
応援に行ったのには理由がありました。
仲の良かったバレー友達のNさん。
Nさんは、高校バレーも好きで、某高校の選手を応援していました。
当初、その選手は大学ではバレーを続けないつもりでした。
Nさんは熱心に手紙を書き、その選手の心を動かしました。
Nさんご自身も、神奈川の女子バスケの代表になるぐらいのアスリートでしたから、通じるものがあったのかもしれません。
「あなたのためにバレーを続けます」
その選手は、そう言って、国士舘のバレー部に入部しました。
そんなわけで、Nさんと国士舘の応援に行きました。



この2006年の秋リーグ。春リーグで降格してしまった東女体。
体育館に入ったところで、こちらを見た人がいて、その方は現在も東女体を熱心に応援されている方でした。
なぜか、顔を覚えていました。
その東女体を春リーグで破って1部に昇格したのが松蔭。
今回の春リーグ、松蔭の最後の対戦チームが東女体だったというのも、何か因縁のようなものを感じます。


2007年に東海が2部に落ちてから、神奈川リーグ、神奈川トーナメントでは、松蔭は厚い壁でした。
バレーが強いだけでなく、松蔭の選手は、マナーが良くて、立派でした。
今もそうですが、2007年当時は、さらに飛びぬけてよかったと思います。
そういう部分も含めて、松蔭大学の女子バレー部は好きなチームでした。
ですから、ここ数年、入れ替え戦に松蔭が出場した際は、頑張って応援しました。
今回の自動降格には、複雑な気持ちと、残念な気持ちがあります。