らい

今年の個人幕を作るとき、新井千彬選手、ライさんの漢字は「来」にしようかと思ってました。
ライさんは、2枚替えで出場する機会が多いです。
サウスポーのライさんのサーブは、相手を崩して、さらにトスで相手をほんろうする。
来たーって感じだったので。
でも、「頼」にしました。
頼んだって感じで。



入学前かな。
東海大三から、ライさんとミキさんが練習に参加していて、ライさん、うまいなあと思ったのと、ミキさん、いいコースにスパイク打つなあと思いました。
ネネさんに、
「ライって上手いよねえ」
って言ったら、
「はい。ライ、上手いんです」


昨年の東日本インカレ。
東女のファンの女性の方が、東海の控えセッター(ライさん)と、ライト(ミチさん)を激賞。
「あの二人は、スゴイ」



全日本インカレ準々決勝。
松蔭との試合の際に、キャプテンの正セッターのオトさんが負傷。
キャプテンで、正セッターがコートを離れる。
その緊急事態においても、
見ている自分は動じませんでした。
だって、ライさんがいるから。
きっと大丈夫。
その思い通りに、ライさんはコートでしっかり答えを出してくれました。
らいは、「頼」だけど。
頼むって願いの「頼」ではなく、信頼の「頼」でした。




ライさんが3年生だったら、良かったのに。
そうバレー友達と話してました。
けれど、今の4年生の輪の中にライさんがいないというのは考えられません。



アローズファンの友達から、
「ピグさんが思う、いいセッターって、誰ですか」
と質問されたとき、真っ先に、
「今の東海の控えセッターは、とてもいいセッターだと思います」
そう答えました。


ライさんについては、できることならVリーグのどこかのチームが、その才能を、勝負師である彼女を評価していただければいいなと願っていました。