ポップでキュート

清水選手(メグ・マイ)メグさんは、ワンポイントブロッカーで出場。
メグさんのプレーを見るのも久しぶりでした。
久しぶりといっても、1年も経っているわけではないのに、ユニバでの活躍もあって、階段を何段も上がったような大きさをメグさんから感じました。
メグさん、モッパ―でも頑張っていました。
そして、明るかった。


PFUのオトメグアオを紐解くキーワードは、「明るさ」なのかも。
3人とも、スタメン出場ではなかったけれど、とにかく明るい。
アップゾーンで、互いに両手を合わせてチームを盛り上げていて、それを見ているだけでも楽しい。
マーメイズの……ユニバでもやっていた「ラッキー、わー」もやっていました。
3人とも、めちゃめちゃ明るい。
バレーボール選手に、こんな表現は失礼かもしれないけれど、ポップでキュート。


オトメグアオは大学時代、そういう印象は、あまりありませんでした。
オトさんは、泣き虫おってぃと呼ばれていたぐらいで、応援していて心配になるぐらいの時もありました。
メグさんは話しかけても、小さく微笑むぐらいで、おとなしい選手だなあという印象がありました。
アオさんも、どちらかというと、考えこんじゃう感じの選手だったので。
3人とも、ことバレーボールに対しては真摯で、真面目すぎるっておもうぐらい頑なところがあったから。


なので、PFUの応援に。
オトメグアオの応援にと思った時に、まずは3人がPFUにうまく馴染んでいるといいなとは思ってました。
それが、それが。
あの弾けた「明るさ」は、何?
見ているこちらまでも、楽しくなってしまう、あの3人は何?
今、思い出しても、つい笑顔になってしまう。


多分、彼女たちは、心底、嬉しかったんだと思う。
3人が同じチームでいること。
同じユニフォームを着て、試合にのぞんでいること。
大学時代からの夢の続きを3人で、追い続けられること。
正直、メグさんがあんなに明るくてウキウキした姿を、ついぞ4年間で見た記憶がないぐらい。
別人のように感じたほど。
それが、全く嫌な気がしない。
そこが重要。
オトメグアオ、全く変わっていないんだよ。
一歩。
一歩分。ほんのちょっとだけ、その人に近づけたんじゃないかと思える温かさが嬉しかった。


デンソーとの試合後。
スタンドをオトメグアオが、ユニフォームのまま走っていた。
応援にきていたライさんに会うために。
やっぱり、ちっとも変わっていないんだ。
もともとオトメグアオは、ポップでキュート。



そして……オト。