チャレンジマッチ 船橋大会 日曜日

船橋大会初日のデンソー-PFUの試合の後、男子の2試合も観戦しましたが、全く心に入ってこないほど、衝撃を受けていました。


日曜日。
前日の試合を思えば、
もしかしたら、第1セットですべてが決まってしまうかな?
そうも思いました。
が、この日のデンソーの気迫は素晴らしかった。
前日のストレート負け。そして、その得点差を考えれば、ほぼ残留は不可能と思われた厳しい条件をクリアするかに思えたほど。
ボールが繋がる。
そして、アタッカーが繋いだボールを決める。
特にキャプテンの石田選手がすさまじかった。
感心したのは、新1年目でスタメンに名を連ねたセッターの田原選手と坂本選手。
前日も先発。
極度の緊張の為か、二人とも力を出し切れていなかったイメージがありましたが、この日は二人とも、何か吹っ切れたのか、素晴らしいプレーの連続。
奇跡が起きるかと思えた第3セット。
その大事な20点過ぎの場面で、キャプテンの石田選手が負傷欠場。
デンソーは第3セットを落とし、その時点で「はっきり」と選手もファンも、その現実を認識せずにはいられなくなった。
「はっきり」わかった。
その次の第4セットのデンソーの頑張りを心から讃えたい。
目的が既に失われたコートで、
何のために「頑張る」?
必死にボールを追う?
力を抜かない?
デンソーの選手の「気持ち」に心を打たれました。
試合後の選手の涙を見て、周りを見ても、どこにも陸地が見えず、空っぽの自分がいました。
PFUの3選手には祝福を。
でも、その時は敗れたデンソーのリョウさん。
そして、デンソーの選手のことばかり考えてしまいました。