林檎

スタンドの知人にお会いして、

アリーナに帰る途中に、また別の知人にばったり。
「良かった、会えて。これを渡したかった」
何かと思えば、たくさんのリンゴ。
「うちで取れたリンゴなんだよ。持って行って」
もう10年近いお付き合いになると思います。
お母様は、変わらないままですが、
お父様は、だいぶ白髪が増えたように思います。
でも、ニッコリ笑う笑顔は、全く変わらず。
御礼を言って、リンゴをありがたくいただいて。
大学時代、
試合じゃ、そんな素振りも見せなかったのに、試合後、ご両親の前では大泣きして。
ご両親が、抱きしめながら慰めていて。
謙虚に、ただひたすらに真摯にバレーボールに打ち込んできたあなたに。
リーグ、黒鷲旗皇后杯
ご両親の為にも、何かひとつ、タイトルを獲得させてあげたいと、切に思いました。