国体近畿ブロック1回戦

昨日の三洋電機大阪戦は大変に苦しい試合となりました。三洋電機大阪は、メンバーががらりと変わりまた違ったチームとなったように思います。リベロの林選手を中心にレシーブが粘り強くなかなかコートにボールが落ちないチームとなっていました。サマーリーグでも、トヨタ車体にストレートで勝利していますし、厳しい試合になるだろうなと思っていました。
昨日、ダンさんは体調が万全でないのか、試合前の練習でもスパイク練習もボール拾いなどをされていて出場される気配はありませんでした。ですから、東レ・アローズは交代選手の控えは実質0のチーム状況の中での試合でした。
ダンさん自身の心情は察するにあまりあるというか、試合中、アップゾーンから身を乗り出してゲキを飛ばしていました。
めいさんは、試合を通じて まさにアローズの柱でした。力強いスパイクで相手ブロックを打ち破りコートの中で、ひとり違う世界の中にいたように感じました。

未希さんは、昨日のアローズのコートの中では2番目に年上となります。めいさんがコートにいない時はコートキャプテンとして頑張っていました。プレーの随所で未希さんの天性の運動神経の良さによるレシーブが見れたのと、苦しい場面で必死にチームを立て直そうとしている姿に心打たれました。

リイさんは、僕の心のなかでは 昨日の試合のMVPです。さすが!と思えるレシーブを連発していて、何度も「やられた(>_<)」と思った相手スパイクをきっちり返して、チームを救ってくれていました。試合後に新人選手とストレッチをしながら話されている姿は頼もしい先輩という感じがしました。

ミヤさんは昨日は苦しい場面で力強いスパイクを決めてくれて、ブロックも強く。その勝負強さはダンさんと重なる部分があったように思います。ただサーブに苦しまれていて、途中からフローターに変更され、チームプレーに徹していました。
サリさんはライトでの出場。サリさんのスパイクには絶対に自分が決めるという強い気持ちがスゴク出ていました。試合終盤で、ここで決めてほしいという場面で必ず決めてくれるサリさんは、頼もしかったです。1本。バックアタックにもチャレンジされていて、それは大きな楽しみに感じました。

マリさんは、とにかく速攻が速く。リストでコンパクトに打ち抜く速さは惚れ惚れしました。未希さんとのコンビネーションはバッチリだったように思いました。

リオさんは、最初はなかなかスパイクが相手レシーブがめちゃめちゃ良くて、スパイクがなかなか決まりませんでしたが、徐々に決まりだした…というか、試合が進むうちにジャンプの高さが増していくように感じました。昨日の試合で、二つのサプライズが。
相手ブロックの上からリオさんの姿がはっきり見えることがありました。相手ブロックの届かない高さから、コートに鋭角に落ちるスパイク。そして、バックライト。そのボールが流れた時にそれを空中で追う際の動きはバックアタックと言うより、バックブロードでした。

レンさんは、国体の規定で残念ながら出場できないようでした。また、新しいコーチの川合コーチが試合中、スタンドからめっちゃゲキを飛ばしていました。全員で掴んだ勝利でした。

練習中

練習中

練習中

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