2015ユニバ女子

ユニバ女子は明日、銅メダルをかけてブラジルと再び試合。
2015ユニバ女子の最後の試合。
その最後の試合にメダルをかけて試合をするところまで、頑張ってきたチームをリスペクトします。
このユニバチームには、過去に例がなかったような様々な「障害」があったと思います。
それに負けず、ここまで来た。
それだけで、あなたたちは賞賛に値すると思います。
明日は、自分たちの最高のパフォーマンスを発揮しますよう。
そして、自分たちでやりきったと思える試合になりますよう。
そう願っています。


願っています。



それはユニバ女子チームへと思うエールです。
でも、私自身は、今回のユニバ女子チームに関しては、
今、この時。明日の試合がどうであろうと、誇りに思っています。
あなたたちは、まちがいなく志高いアスリートでありました。
日本の代表として、高い矜持を持ち、世界のライバルたちに臆することなく立ち向かい
チーム一丸となって、勝利をめざしていました。
圧倒的な存在がチームにいるわけではなく、大きなバックアップがあるわけでもない。
それでも、自分たちができる精一杯を、コートで表現してくれた。
グループ戦で、アメリカ、ブラジルと連戦。
その厳しい状況での3連勝。


遠く離れた日本から、「がんばれ」という言葉は韓国までは届くはずもないけれど、
「がんばれ」と思う気持ちを「自分」は持っていた。
それは、自分だけではなかった。
「我々」だった。
全日本に比べたら、ひょっとしたら、バレーファンといわれる人たちの中でも、ユニバ女子に気をとめる方は、少なかったかもしれない。
でも、けして一人ではなく「我々」はユニバ女子の勝利を願っていました。
がんばれとエールを送っていました。


自分を誇りに思える自分であり続けてほしい。
ユニバ女子は、そう言い切れるチームであると思っています。



明日、結果はどうあれ。
2015ユニバ女子のこれまでの努力、頑張りが、夢が、花を咲かせます。
胸張って、頑張ったぜ!
そうコートで思い切り表現してください。
堂々と !
誇りをもって !
あなたたちは、私たちの希望です。