同じだった。

シンさんが内定選手の時も、すぐにNECのスタメンに名を連ねました。
素晴らしいことだけど、それは、やっぱりかなりリスキーな立場でした。

今季のレンさんもやはり同じ。
レンさんが帯同した当時のトヨタ車体は、最下位。
そこからチームに貢献し、
入れ替え戦回避を決めた刈谷

そして、ファイナル6。
6位のトヨタ車体の順位ポイントは0。
ひとつ負けたら終わりの試合の連続の中で、苦手な岡山。数年勝っていない久光。そして、ファイナル6で絶好調の日立に3連勝。
最終週の小牧まで希望をつなぐ活躍。

そして。そして。
実は、レンさんから、言葉をもらった。
入れ替え戦を回避したレギュラーラウンド最終の刈谷
ファイナル6を闘いぬいた小牧。
その試合後に、言葉をいただいた。
それは、同じ言葉だった。
意外な言葉であり、
レンさんらしいなと思う言葉だった。
それを公にするつもりもないけれど、深く感動しました。

車体が入れ替え戦を回避して、熱を帯びた刈谷
ファイナル6に届かず、それでもよくやったと賞賛された小牧。
どこかふわふわした浮かれた空気があるなかで、
試合後のレンさんの言葉は、
たとえば。
「応援ありがとうございました」
或は、
「これから」に向けての言葉というものとも違った。

二つの区切りでのレンさんの言葉は、
思い掛けないものだった。
こちらが、
はっとするほど、
あまりにも思いやりに満ち、真摯な思いに溢れていた。
正直に言えば、ちょっと泣けた。


レンさんが伝えてくれたことは、同じだった。