2016 マーメイズ〜1

自分にしては、本当に稀なことでした。


2012年に2013年に入部するであろう選手を4名知ることができました。
針生瑞希さん、安念桃子さん、山上有紀さん、山内美咲さん。


このうち、山上選手のことはジュニアの予選をネットで見ていて知っていました。
東海大相模高校の選手で、まさに「ひたむき」に頑張っていて、応援したくなる選手だなあと思いました。
「相模」ということもあって、東海大学に入ってほしいなと思っていたので、嬉しく思いました。


他の3人について、どんな選手だろうと、雑誌やネットなどで調べました。
すると、針生選手は大会で賞を受賞していたり、安念選手はインターハイで優勝していたり、すごい選手で、二人ともバレーボール選手としては
背は低い方だけれど、「いかにも」東海向きの選手のように感じられました。
その時は、山内選手のことは、ジュニアの代表にも選ばれているんだというぐらいで、あまり情報はありませんでした。


針生選手と安念選手は、もしかしたら、攻守の要として、その4年間を東海の柱となりうる選手なのではないかと、一人で興奮していました。
ちょうど、2012年の東西対抗が堺で行われていて、駅から堺ブレイザーズの体育館まで歩きながら、バレー友達に熱く語っていました。


2013 マーメイズ。
1年生の中で、最初に目を引いたのが針生選手、ルリさんのサーブでした。
試合前の練習から、ルリさんのサーブは一味違いました。
低い弾道のサーブでしたが、一際、輝いて見えました。
記念すべき最初のリーグ戦での起用もピンチサーバーだったと記憶しています。


黒鷲旗
その第1回戦の久光製薬との試合で、エースのアオさんがアキレス腱断裂の大怪我を負ってしまい、ルリさんが、その後はスタメンで頑張ってくれました。
春リーグの中で、ルリさんのスパイクには、加奈さん、サキさんと同じ響くものがあって、密かに「三代目」と呼ぶようになりました。