黒い服を着て、黒いネクタイをして電車に乗りました。
松田駅で降りて新松田から小田急線に乗りました。
電車の中で、いろいろ考えていたというより、想い出していました。


真っ先に思い出すのは、とどろきアリーナ
冷たく強い風が吹いていて、その中で、待ってくださっていました。
ご自身はバレーではなくバスケットをされていて。
当時18歳のバレー友達が、バスケの神奈川代表で、彼女を愛おしそうに見ていました。
とどろきアリーナの近くで、高校サッカーが行われていて。
そっちも、見たいなと笑っていました。
姉妹の幕を九州で張った時に、幕を外すのを手伝ってくれた地元のご婦人?がいて
大山加奈ちゃんに、頑張ってって伝えて」
そのことをお伝えしたら、とても喜んでくださっていました。


小田急線から総武線に乗り換え、小岩に。
感謝の言葉を伝えたいと思っていたけれど、
自分でも、全く理解できないけど、
お顔を見ることができませんでした。
感謝の言葉を伝えたいと思っていたのに、
認めたくない気持ちの方がずっと強かったみたいです。

ご冥福をお祈りいたします。