Aさんが体調を崩されたのは、2015年でした。
2008年以降、マーメイズの全試合、有給取って体育館に出かけていたAさんが、2015年の全日本インカレは、決勝のみの応援でした。

今、思えば、2015年に名古屋まで行くのは、相当、しんどかったと思います。
それでも、あの2015年に、2011年以来の日本一に輝くマーメイズを、その場で見れたことは、とても嬉しかったと思います。

それからしばらくして、御本人から、病気のお話を聞きました。
その内容は、絶望的なお話でした。
マーメイズの応援では、いつも、そこにいるのが、当たり前の人で。
その時、自分が、どう感じたか、思ったかは、言葉にはできません。

2016の春リーグ。
その日。淵野辺の第1試合なら、いけるかも知れないと連絡があり、お待ちしていました。
その日は、そわそわして、何度も体育館入り口で、Aさんが来るのを待っていました。

何かしたいと考えて、OGから、黒鷲旗のプログラムにサインをいただきました。
驚いたのは、シンさんが、病院にお見舞いに行く勢いだったこと。
それと。
レンさんが、わざわざ色紙を用意してくださっていたこと。
Aさんに、お会いして、お渡ししたら、
「すごい。すごい。」と、何度も言って、喜んでいました。

Aさんが最後の観戦になってしまったのは、2016年の全日本インカレでした。
家族に反対されながらも、大田区体育館にいらしてました。


たとえば、淵野辺での試合の時には、ひとつ前の古淵で降りて応援にいらしていたほど、歩くのが好きだったAさんでしたが、歩くどころか立っていることも、辛かったそうです。

あれほど、写真が大好きだったAさんが、カメラを手放すお話をされた時は、私も辛かったです。

2017年は、一度も体育館に来れなかったのですが、2017マーメイズのメンバーには、愛着があって、春リーグ、連敗している時は、とても心配されていました。

早すぎて