2015マーメイズ、全日本インカレ優勝、日本一おめでとう !

2015全日本インカレで東海大学女子バレーボール部が2011年以来の優勝を成し遂げました。
全日本インカレで優勝するのは、本当に難しい。
2011年で、クウさん達が卒業。
クウさん達でさえ、その4年間で優勝できたのは2011年だけでした。
(2008年、2010年と準優勝というのもスゴイことですが)
2012年に入部したレンさん達部員、コーチ、トレーナーさん達は全日本インカレ優勝後のマーメイズです。



レンさん達、マーメイズのこの3年間の全日本インカレの成績は、
2012年の全日本インカレは3位。
2013年は、ベスト8。
2014年は3位。
立派な成績でありますが、決勝までが遠い。
そして、ある共通項があります。
2012年は嘉悦。2013年は鹿屋。2014年は日体大と、優勝したチームにいずれも敗れています。


そして、今回の組み合わせが発表された時、これは……と絶句しました。
「順当」であれば、
3回戦は嘉悦大学
2015年の関東春秋リーグにて連敗しているチーム。
マーメイズはリーグいずれも準優勝。
優勝した筑波大学には勝っているのに、嘉悦大学に敗れた試合が大きく、嘉悦大学に勝っていれば優勝できた。
その嘉悦大学


4回戦の対戦チームは順天堂を破った東北福祉大学に決まり、
この全日本インカレは、何か特別な「意思」が働いているとしか思えませんでした。
2015東日本インカレにて敗れている東北福祉。


2015マーメイズが今年敗れている試合は4試合。
嘉悦に2敗。東北福祉に1敗。そして、日体大に1敗。


敗れているライバルに勝って、真の優勝をつかみなさい。
そんな試練を神様から与えられたように感じたのです。
ですが、まさか まさか。
優勝候補筆頭の筑波大学鹿屋体育大学に敗れ、
さらにその鹿屋体育大学日体大が破り、
日体大が決勝に上がってきた時は、本当にバレーの神様っているのかなと思いました。



2015マーメイズは、今年に入って敗れたチーム、全てに勝たなければ優勝できないことになったからです。
さらに、レンさん達4年生の全日本インカレのこれまでの3年間は優勝したチームに敗れています。
奇しくも決勝進出した2015マーメイズ。つまり敗れるということは、またしても、優勝したチームに敗れるということです。


2015全日本インカレの優勝。
もしも、嘉悦、東北福祉、日体大との対戦のない組み合わせで優勝したとしても、どこか組み合わせの妙というのを感じていたかもしれません。
今大会のマーメイズは、敗れている相手との試合の連続で、苦しい、厳しい試合が多かった。
だから、毎日、誰かが涙していた。
今年、敗れているライバルを全て倒し、自分たちが知らなかった「日本一」を自分たちの手でつかみ取った。
まさに最高に価値のある真の優勝と呼べるものだったと思います。
2015 マーメイズ、全日本インカレ優勝、日本一おめでとう。