2020 Mermaids

f:id:pigroboshow:20201207041104p:plain東海を応援するようになって全日本インカレで一度も体育館で応援できなかったのは

今年と2017年のふたつの年です。

2017年は、金曜日から応援に行くつもりでいましたが、木曜日に敗れてしまい応援に行けませんでした。

 

2017年と2020年。

そう今の4年生が入学して初めての全日本インカレ。

今の4年生の1年目と最後の4年目の全日本インカレを体育館で応援することができませんでした。

 

今の4年生がマーメイズに入った時、チームは連敗していて苦しかった。

いきなりこういう状況で

えらい時期に入っちゃったんじゃないかと

なんだか申し訳ないような気持ちもあったんですが

この1年生たちは ものすごく立派だった。

ある意味、上級生たち以上に明るく、前向きに自分たちのできることを精一杯やっていた。

それは試合で大活躍したとかいう意味じゃなくて

連敗が続いて いつ勝てるのか

先輩たちが出口を求めてもがき苦しんでいるとき

とにかく声が出ていたし、

負けて悔しい顔はしていても、あえて笑って下向かずに上向いていた

チームをもりあげようと笑っていた

とにかく走り回っていた印象が強い

 

練習見ていて、1年生の個々の能力が高いのはすごくよくわかったので

これは「これから」が楽しみだ。

そう思って、

ある日、やっぱりサポートで体育館走っていたスイさんに声かけた。

翌日、スイさんがスタメン先発で2017マーメイズが初勝利をあげた。

 

6月に行われた神奈川リーグで東海Bが松蔭にストレートで勝った。

東海Bがストレートで松蔭に勝ったというのは、この年が初めてでないかと思う。

東日本インカレで、実に2014年以来の表彰台。

そして、秋リーグも2014年春以来の優勝を飾る。

 

東海は部員数が多く、多すぎでないかと言う方もいるが

それは 目のまえで行われている数試合の話でしかない。

その数試合の為の長い時間

あの練習を見ると、けして多くはない。

あの部員数で無ければ保てない質の高さがある。

個々の能力の高さが 数試合に生きることの証明を

2017の1年生たちは証明してくれました。

 

「人」というのは困難な時であればあるほど

その本質が見えてくる。

ある日、ぼそっと この学年が一番好きかもとつぶやいたのは

4年前の厳しい時期に、1年生の彼女たちが前向きに

悔しい思いをしながらも仲間の為に笑っていたからだ。

 

ま。愛想がいい。(笑)

西の子が多いからかな?

イトさんだって群馬だけど「西」邑楽出身だし。(笑)

 

いずれにしろ

私は、この学年が最上級生になった この1年。

一度も体育館で彼女たちを応援することができなかった。