滋賀県代表,キャプテン,背番号1,向井久子

pigroboshow2005-08-23

ダンさんがコートに戻ってきました。

野洲の最終戦以来,ずっと欠場をされていたダンさん。
コートから離れていたダンさんは,いつも前向きであろうとしていたけれどスタンドから見ても,やっぱりどこか寂しそうな感じがしていました。
スパイク練習に参加されていたダンさんが,弾というコートネームの由来となった高いジャンプをされてのスパイクを見せてくれた時の客席のざわめき。
Vリーグの中でも,屈指の惚れ惚れするような美しいフォームと高さのスパイクを再び見て一気に上がるテンション。
ダンさんのスパイクがブランクを感じさせない素晴らしいものだったので,ひょっとしたら……出場されるのでは?と願望混じりの期待をもって,アローズのベンチサイドを見ていたら,先発組みと思われる中にダンさんの姿が。
来年,国体が行なわれる中町ではリハーサル大会として,数々の催し物,演出をされていましたが,先発の際に場内アナウンスでコールし,そのあとに選手がベンチからコートに向うという演出が行なわれていました。自分にとって,これが 最高 最大の 素晴らしい演出のように感じられました。

滋賀県代表,キャプテン,背番号1,向井久子」

コールと共に,真っ先にコートに走り出したダンさん。
それは,バレーボールの神様がダンさんに,
「コートに戻っておいで」と呼びかけているように感じました。