東日本インカレ 2 

pigroboshow2007-06-27

東海大学の初戦の対戦チームは、修紅短期大学でした。
この試合は、実力差はあったように感じましたが、修紅短期大学の背番号3番のライト、工藤選手は大変いい選手でした。第2セット、第3セット、競る場面もあったのですが、それは工藤選手の活躍が大きいと思いました。
2戦目は、嘉悦大学との試合。
嘉悦大学は春季リーグ4位のチームですし、厳しい試合になるだろうなと思っていました。
応援も頑張ろうと思いました。
で、駒沢室内球技場ですが、平日ということもあって、応援に来られている方はほとんどいませんでした。観客席に空席もありましたので、コートチェンジするたびに東海大学のコートに移動して応援をしました。常に応援しているチームのコートを応援するっていいなあって思いました。めっちゃピュアな気持ちで、応援することが出来たように思いました。
試合ですが、この日の東海大学嘉悦大学に一歩もひけをとっていませんでした。結果的にストレート負けでしたが、逆の可能性もあったのではないかなと思います。

野溝嘉乃選手、クミさん。
年に何度かコートの中の選手に感じることはあるのですが、この日のクミさんは、バレーの神様が背中を押しているように感じました。
サーブでは、相手コートを見て、瞬時にどこに打つべきかを判断し、そこにピンポイントで打っていました。その技術と集中力と判断力は、スタンドから応援していて鳥肌立つぐらい素晴らしかったです。クミさんにしか打てないサーブでした。
スパイクも真ん中から切れ込んでのチョッパヤのスパイクも、ちょっと苦しい体制からのスパイクも決めまくりで、惚れ惚れしました。

菊池めぐみ選手、カホさん。
カホさんは、春季リーグでは、2枚替えなどで出場することが多く、あまりプレーを見る機会がなかったのですが、やはり、東海大学のセンターだなあと思うブロックの強さ、速攻の速さを感じました。カホさんのプレーは頼もしくて、選手層の厚さを実感できて嬉しかったです。

三浦亜野選手。クルミさん。
もしかしたら、東海大学の選手の中で、自分がすごーく好きで、期待しているのはクルミさんのスパイクかもしれません。春季リーグでは、途中交代することも多かったのですが、東海大学ではクルミさんにしか打てないコース、角度があるように思います。スパイク練習を見ていて、クルミさんのスパイクはすごくきれいで、美しくて、ずっと見てたいなあって思ったりします。優れた選手のプレーは芸術品という表現を使う場合がありますが、自分はクルミさんのスパイクに、それを感じます。嘉悦大学戦のクルミさんのプレーは、そんな自分の想いに十分応えてくれる活躍でした。

黒河麻衣子選手。イチさん。
コートキャプテンのイチさんの素晴らしさは、なによりみんなの想いを載せてくれることではないかなと思います。苦しい時、つらい場面でこそ、イチさんは輝きを増してくれているように想います。気持ち乗りまくりのスパイク、サーブ、レシーブ。技術も確かですし、こんなイチさんを応援するなというのが無理な話です。

京澤友美選手。コウさん。
コウさんは、試合に行くたびにどんどん好きになっていきました。コウさんのプレーは、見ていて、東レアローズのある選手を思い浮かべます。それは、めいさんです。中央から打ち抜くスパイクの速さと重さ。その威力がめいさんにすごく似ています。嘉悦大学戦でも厳しい場面から、強いブロックを打ち破るスパイクを決めてくれました。

高橋美幸選手。ツキさん。
嘉悦大学戦で、一番、嬉しかったのは、ツキさんの気持ちがすごく伝わって、そして、活躍してくれたことかなと思います。セッターというのは、ほんとに厳しいポジションで、敗れてしまったけれど、嘉悦大学戦のツキさんのトスアップはよかったと思いますし、ゲームを支配していたように思います。

岡崎櫻選手。ツクシさん。
ツクシさんは、おそらく応援に行った人は、その存在にめっちゃ応援したくなると思います。集中力、ハンパじゃないです。リベロとして出場されていて、サーブカット。素晴らしかったです。この日のツキさんの多彩なトスアップも、ツクシさんのレシーブ大きかったと思います。

窪田麻衣選手。ジンさん。
後衛で、所謂、守備固めとして出場したのですが、改めて思ったのですが、ピンチレシーバーって、単なる守備固めではないなと想いました。リベロの選手とともに攻撃の起点が2つになるので、逆に攻撃面でも強くなるのではないかなとジンさんのプレーを見ていて、思いました。秋季リーグは、ナナさん、ツクシさん、ジンさん。攻撃力アップのレシーブに夢を馳せます。

北知世選手。イヴさん。
嘉悦大学の1年生の星野選手のジャンプ力は素晴らしいけれど、イヴさんのジャンプもめっちゃ切れのある跳躍力で応援していて、すごく楽しく思いました。春季リーグで見たとき以上に嘉悦大学戦で放ったスパイクは、切れ味もコースもよくて、いいぞ!と嬉しく思いました。