長野に

pigroboshow2008-07-27

昨年の10月の秋季大学バレーリーグの最終戦の後に
「ありがとうございました」
とキャプテンのナナさんに声を掛けてもらった時に
「おめでとう」
と2部優勝した東海大学に言いたかったのですが、入れ替え戦で勝利した後にその言葉は取っておこうと思いました。
入れ替え戦は、勝利しか頭の中にありませんでした。
その入れ替え戦で敗れてしまった後に、何も言えず、ナナさんとイチさんを遠くから見ていました。
昨年の4年生は、春に2部に落ちてしまい、色んな思いをもったまま夏を〜秋をむかえて。そして、1部復帰はかなわぬままバレー部を後にしました。
一人、駒澤大学駅に向いながら、大袈裟かもしれませんが、自分自身の人生も重ね合わせて考えてみたりしていました。
年末のある冬の出来事でした。
東海大相模高校で合宿に参加している友人を訪ねに行く時、駅でイチさん、ジンさん、タエさん、めいさんに会いました。
道すがら、ナナさん、カンさん、エルさんの話などをしました。4人とお話をさせてもらいながら、短い時間でしたが、仲のよさやお互いを思いやる気持ちに溢れた言葉を聞いて、とても心を動かされましたし、嬉しい気持ちになりました。
躊躇う気持ちもありましたが、
「バレーを続ける人、いますか」
と聞きました。
その時に、ナナさんとカンさんがバレーを続ける話を聞きました。
2月の地域リーグ、6月の小平。先週の浜松で、昨年の4年生のうち3人を応援できました。
そして、今週。
イチさんを応援に行こうと思います。
9人制バレーボールの大会は、初めてですので、会場の雰囲気とか全く分らず、また、体育館の場所も不安なところもあるのですが、イチさんのプレーを見れるのは、とても楽しみです。
金曜日は、東レでお祭りがありますが、そういう理由で、お祭りは選手の皆さんや応援している会社の皆さん、地域の皆さん、そして、たくさんの東レファンで楽しんでもらいたいなあと思いますが、私は行くことは諦めました。
東海大学女子バレー部、昨年の4年生は7人。
私が知る限り、そのうち4人がバレーを続けている。
最後の年に、いろんな思いをした4人がバレーを続けています。
イチさんが東海大学掲示板に残した言葉があります。
「これから私は、まだバレーを続ける事になりました。
やっぱりバレーが好きだからです。
6人の仲間とは別々の道に進みますが、それぞれの場所で、それぞれの花を咲かせていきたいと思います。カン・エル・メイ・タエ・ナナ・ジン、みんなと同じ学年で本当に良かった。
ありがとう。」
バレーが好きというイチさんの気持ちと、それぞれの場所で「咲こう」と頑張る、それぞれの花のひとつひとつを体育館で応援できるなら、応援に行かなければいけないんだよと、自分は思っています。