Flow at time

pigroboshow2008-10-28

2007年11月11日。
神奈川トーナメント決勝で松蔭大学に敗れ。
2007年12月13日。
全日本インカレで筑波大学に敗れて、2007年の東海大学の公式戦は全て終了しました。
春に2部に降格し、1部復帰もかなわず。
4年生の7人はチームを去ることになりました。
2007年12月24日。
東海大相模高校で函館のバレー少女が合宿をしていると聞いて、相模原の駅で道が分らず交番で聞こうかと考えていたら、イチさん、メイさん、タエさん、ジンさんの4人の4年生とバッタリ会って、東海大相模高校まで一緒に行くことにしました。
その日、東海大相模高校に行くことを東海大学掲示板に書いたのですが、それを見て来てくれたそうです。
その道すがら、お話をうかがったのですが、この7人の4年生達は、とてもつらい立場の中でチームを離れなくてはならなくなってしまったわけですが、本当にお互いのことを思いやり、励ましあって、そして、やっぱりバレーボールが純粋に好きなんだなあと思い歩きながら感動していました。東海大学の全てを知っているわけではないけれど、あの頃の7人は、誰も責めたりしなかった。
以前、全日本男子時代の柳本さんは、先輩の猫田さんが「怪我をしたらいいのに」とずっと考えていたとテレビでおっしゃられていました。厳しい世界であればあるほど、そういうぎりぎりの戦いがチーム内でもあるのでしょう。
全日本でなくても、プレミアでも、怪我をした選手がいれば、チャンスと考える選手もいるかもしれません。実際にチャンスでしょう。ただ怪我をして実際に苦しんでいるその選手を非難する言葉は私には理解できません。柳本さんも、実際に猫田さんが怪我をしたら、きっと猫田さんのことを心配されたと思います。
いろんなことがあって、私には大学バレーのほうが、性に合っているなあと思うようになっていました。一番好きなチームは東海大学で、一番応援しているのはアローズかな。2007年の冬に、そんな風に思うようになっていました。

2008年の秋リーグ。東海大学で行なわれた嘉悦大学との試合前。
イチさんと、ジンさんが応援に来られていました。
2人とも、愛媛、岡山、それぞれの故郷で今は頑張っています。
愛媛のイチさんは、9人制バレーの全国大会に出場し、そのイチさんを応援に行きました。たまたま東レ夏祭りの日に行なわれた大会でしたので、夏祭りは東レとファンの皆さんが楽しんでくれたらいいなあと思い、イチさんの応援に行きました。
東海大学の体育館で、ジンさんが
「私も岡山で、9人制バレーボールを始めたんです」
そう言ってにっこり。
「イチのチームと練習試合をしたりしてるんですよ」
ニコニコ。イチさんとジンさんの変わらない笑顔。
やっぱり私は東海大学が一番好きなバレーボールチームだと思います。