One more time,One more chance

pigroboshow2009-11-04


入れ替え戦が行なわれた国士舘大学の体育館はスタンドがなくて、観客席はフロアの片側のサイドだけでした。
男女合わせて4試合。
それぞれの大学を応援する方たちがたくさん集まっていて、フロアのパイプ椅子には座りきれずに立ち見の方も多数。
特に国士舘大学の男女がともに2部優勝し、1部へ挑戦するわけですからある程度は予想していたのですが、それにしてもすごかった。
女子の試合が終わった後に、席が空くのを待っていた筑波大学慶應大学を応援されるであろう方達に席を譲って、後ろで見ようとしても、立ち見も厳しい感じだったのと、正直、2試合が自分にとても重かった。
人の波に押し出されるような感じで、体育館の外に。
出かける際は、男子の試合も見たいと思っていたので、心残りはありました。
男子は、リーグ終盤の試合結果を見て、やはり筑波は勝つだろう。そして、2部での強さに国士舘が優位ではないかと思っていたので、筑波大学男子と国士舘大学男子の敗戦は、衝撃的でした。
入れ替え戦はやはり怖い。1発勝負はわからない。難しいと思いました。
☆☆
天皇杯皇后杯セミファイナルが行なわれるという時ですが、関東ブロックラウンドのこと。
東京女子体育大学東海大学の試合は、東海が2−0で勝利。
東京女子体育大学は、インフルエンザの影響もあったのだとは思いますが、素直にストレート勝利は嬉しく思いました。
東海は、相手チームの高いブロックにも、フォローも頑張っていたと思いますし、リベロの蘭選手(マコ)もいいプレーがあって、嬉しかったです。
☆☆☆
上尾と対戦してほしい。
そう願っていたので、Bグループの決勝での対戦は嬉しかったです。
上尾のスパイク練習を見ていて、チャレンジというより、プレミアのチームだなあと感じました。高くて迫力もあって、すごかったです。
試合では、澤畠選手が「こんなにスピードある選手だったかな?」と思うぐらい速さが目立っていたように感じました。細川選手もやはり全日本の候補の実力を発揮されていました。
それと、セッターの土田選手が、面白いようにトスを配給していたように思います。
ただ東海も1セットを奪いました。
それと点差は開いてしまった第3セットですが、それまで、上尾の高いブロックに苦しんでいたのですが、徐々にブロックを抜いたり、破れるようになってきましたし、レシーブに粘りが出てきていましたので、第4セットが見たかったなあと思いました。
上尾との試合は東海にとっても、すごく次につながる試合になったのではないかと思いました。
☆☆☆☆
入れ替え戦の前日に東海の練習見学に行きました。
大山加奈選手はバレーに関して、ノートを活用されているそうですね。
この間の練習見学は、文化祭も近い(現在、開催中)中で、男子が早く上がったりして、いつもよりは静かな中での練習でした。
声がいつもよりよく聞こえて、藤井監督や選手の言葉に感心することしきり。
ひとつひとつのプレーの意味。
自分はただのお気楽なバレーファンなのですが、ノートに書き留めておきたいような言葉がありました。
一番、ぐっときたのは、練習ゲームでの某選手の声でした。
その練習という名前がついた「試合」の意味が、すごく感じられました。
厳しさも感じました。
そういうバレーボールだからこそ、私達、ファンは試合で心が動かされるのだと思います。
……
それと、試合ではなく、練習なのですが、
このチームをいつまでも応援していたいなあ。
見ていたいなあと。改めて思いました。
永遠に続いてほしいもののひとつではありますが、そういうわけにはいかない。
わかっております。
だから また ワンパターンの言葉を繰り返しましょう。
「また どこかの 体育館で」