山梨中央銀行〜1

プラザちゅうたいの試合が長引いてしまい、東中学に急いで向かいました。
体育館に着いて、体育館内の様子をうかがった際に、耳に飛び込んできたのが
「3-0を持ちまして〜」
のアナウンス。
次に目に入ったのが得点版。
山梨 27-25 熊本。
(山梨、勝ったんだ。しかも、ストレート)
相手チームがチャレンジリーグの熊本で厳しい試合になるだろうと予想していました。
接戦でも勝ってほしいと願っていましたが、ストレートでの勝利は思ってもいなかったので、一気にぱあっと晴れやかな気持ちになりました。


最初に熊本の選手が出てきて、その次に山梨の選手が。
再び応援団の皆さんも集まっての挨拶。
強敵の熊本に見事すぎる勝利で、そこかしこに笑顔の花が咲いていました。
試合を見ることはできなくて残念すぎるのですが、三浦選手、本居選手に
「おめでとう。明日、応援に行くから、頑張って」
と声をかけることができて、良かったです。



熊本に勝利したのは、本当にすごいことだと思います。
ただ2日目の対戦チームはプレミアのトヨタ車体でした。
この日の組み合わせは、


久光-東北福祉大


東レ-鹿屋体育大学


イオニア-JAぎふ


トヨタ車体-山梨中央銀行


見事なまでに、プレミアのチーム対他のカテゴリとの対戦。
バレー友達とも話していたのですが、この4試合の中では、もっとも厳しいと思われたのは山梨中央銀行
元々が9人制のチームですから。
9人制と6人制では、ルールが全く違います。
得点は21点制。3セットマッチ。
きっと、20点以降からは遠く感じると思いますし、2セットを取っても取られても、そこからがまたキツイのではないかと思います。
山梨中央銀行は9人制の名門チーム。9人制を究めているチームだけに、余計に厳しいと思います。


トヨタ車体との試合は、1、2セットともにトヨタ車体が圧倒。
特にサイドの藤原選手と高本選手の高い攻撃が止められない。
というか、ブロックが全く触れない。
「厳しいですね」
隣で見ていた友人の感想。


せめて20点に届いてほしいと願っていた第3セット。
トヨタ車体にミスが目立つようになりました。
また山梨が次第にトヨタ車体のスピードに順応してきたのかボールがつながるようになり、自分たちのバレーができるようになりました。
ネットに当たったボールの処理は自分が見た国体参加のどのチームよりも、さすがに上手い。
ブロックに当たってからの切り返しの速さもさすが。
辻-仲田、目黒をからめた鮮やかなコンビも出はじめました。
山梨が2点リードしての問題の20点。
トヨタ車体が20-22と逆転。
やはり20点以降からが厳しいのか。
そう思った、それからの展開がすごかった。
苦しい苦しい場面で、なんと、この日、絶好調の藤原選手のスパイクがネットに。
逆に山梨の辻選手がナイスサーブを連発。
第3セット 山梨中央銀行25-23トヨタ車体
隣で見ていた友人も
「あれを追いつくのか」
と、ただただ驚嘆。



続く第4セットも接戦に。
山梨中銀25-27トヨタ車体
惜しくも第4セットは取れませんでしたが、
プレミアのチーム相手に1歩も引かない試合をした中銀は、本当に素晴らしかったです。
「ドラマのようでした。感動しました」
友人の言葉が嬉しかったです。



試合後、
前日、ある方にメールをした際、本居選手の誕生日であることを知り、たいしたもので無くて恥ずかしかったのですが、1日遅れのプレゼントを渡しに行きました。
その際、山梨中央銀行のバレーボール関係者の方に声をかけていただき、だめもとでお願いしましたら、翌日、応援席にて応援させてもらえることになりました。
ご厚意に感謝しております。ありがとうございました。