第47回 近畿総合⑦

pigroboshow2005-04-17

畝傍クラブ……うねび と読むそうです(汗……最初,読めませんでした。
四天王寺は,春高ベスト8進出しているし〜などと思っていたら,練習見ていたら畝傍クラブの動きが,おっ!いいなあって思って,プログラムを確かめました。そしたら,ほぼ30代〜40代。四天王寺の選手にとっては,お母さん世代との対決。なかなかこういう対決は,見れないなあって俄然興味が湧きました。
試合が始まり,第1セットは,畝傍クラブが序盤〜中盤リード,畝傍クラブのフォーメーションですが,両福島選手,川嶋選手の3人の40代トリオ。俵選手,本田選手,宮花選手の30代トリオ。面白かったです。特に40代トリオが強かった><
第1セット,取っちゃうかと思いました。ですが,結果的には四天王寺の逆転勝利。第2セットも四天王寺が取ってのストレート勝ち。でも,この試合から感じるものは多かったです。
畝傍クラブは,黒鷲にも出場するので,健闘を祈っております!ちなみにその畝傍クラブを全国大会決勝で破っているのが,東レ・アローズの黒鷲での初戦の相手,CHOP!!でした。

四天王寺東レ・アローズとの試合は2日目,準決勝での対戦。
この試合,自分の心の中は複雑でした。東レ・アローズは絶対に負けないと思っていたし,四天王寺に限らず高校生が相手だと,やっぱり高校生もちょびっと応援してしまいました。そしたら,第2セットを四天王寺が取って,四天王寺応援団は大騒ぎ。ビデオ,何で撮ってない〜〜〜なんて,声も聞かれました。
でも,絶対に負けないと自分は選手を信じていたし,オタオタするような気持ちはなかったです。
第3セット,きっちり取って,試合終了。
その瞬間なんですけど,会場内から暖かい拍手が自然と沸き起こりました。
それは,さざ波のように広がって行きました。
その拍手のなんと感動的だったことか。
両チームの健闘を称え,そこに敗者も勝者も関係ないような清々しさを感じました。
自分もアローズメガホンを床に置いて,両手で拍手を送りました。
頭を下げる四天王寺高校の選手,東レ・アローズの選手。
四天王寺の選手,緑と白の若葉のようなユニフォーム。
さわやかで,誠実で,清々しくて。
ああ。これなんだなあ。四天王寺高校を見ていて,心に響くもの。
言葉に言い表すことは出来ないけれど,はっきりと感じたように思いました。