信頼

pigroboshow2006-09-04

ワールドグランプリの予選ラウンドが終了しました。
ワールドグランプリというと,
自分はやっぱり2004年のあの夏を思い出します。
あの時。ワールドグランプリの国内大会にエリカさんは選ばれませんでした。
あの時,あるバレーボールファンと口論してしまったことがあります。
それは,その方がオリンピック前のワールドグランプリで手の内を見せる試合をする必要はないから,負けてもいいんだよ みたいな発言をされて。
その言葉に僕が過剰に反応してしまいました。
その夏,僕は岡山に東レ・アローズサマーリーグの応援に行ってきました。
夏の山陽町ふれあい公園体育館は冷房がなくてめっちゃ暑くて。その中で エリカさんがサチさんやダンさんとコートをモップをかけていて。
そのときのエリカさんの姿が心にあったから,負けても〜という言葉がどうしても納得できませんでした。それならば,エリカさんをワールドグランプリに出してほしいと思いました。今,エリカさんがあのサマーリーグが開催されたと同じ岡山で全日本のセンターとして輝いているのを見ると とても嬉しくそして感慨深いものを感じます。
そして。
僕は やっぱりエリカさんの横には加奈さんがいてほしいなと思います。
あのアテネオリンピックでは,きっと加奈さんは,エリカさんの気持ちとともにコートに立っていたと思います。
全日本で練習している時,倒れこんだエリカさんに加奈さんが手を差しのべて
「エリカ,がんばれっ!」
って叫んだシーンを見たことがあります。
Vリーグの試合中,集中が途切れた加奈さんに,エリカさんがゲキを飛ばしたシーンを見たことがあります。
お互いがお互いを時に励ましあって,時に叱咤して試練を乗り越えてきたのではないかなと思います。お互いがライバルであり,かけがえのない友であり,最大の信頼できる仲間ではないかなと思います。
私は その二人と 同じ時代に生き。そして 応援できることに幸せに思い感謝し,誇りを感じています。
ファイトー!加奈さん!エリカさん!