福島・天童大会の東レアローズ

pigroboshow2007-01-23

東北での東レアローズの試合で,試合中に言葉にたとえるのが難しいのですが,しみじみというか静かだけど強く感動したことがふたつありました。
未希ちゃんとねねちゃんでした。
試合で,未希ちゃんが丁寧に,ひとつひとつのトスを必死に上げ続けていました。
ミチさんと交代でベンチに下がっても,集中力は途切れることなくコートに向かって声をかけていました。
セッターとしてコートに立つこと。
自分がやらなくちゃいけない。
自分は自分の全力を尽くしている。
未希ちゃんはセッターとして,まだまだこれからかもしれません。
でも,東レのセッターとしてコートに立つ。
その気概を感じます。
言い訳は微塵もありません。私がセッターなんだ。
試合を通して未希ちゃんの「セッターとして,コートに立つ。」その矜持をとても感じました。
ただひたすらに,謙虚にチームの為に必死に頑張っている今のセッター「大山未希」をカッコイイな。応援したいなって思いました。

久光戦でねねさんが出場しました。
これまでの試合で,ねねちゃんが出てもいいんじゃないかな?と思える場面があっても,出場機会がなくて,同じ東レアローズのファンと,どうしてなんだろうね?と疑問に思っていました。何か理由があるのかな?そんな風に考えていました。
ですから久光戦に出場したことが嬉しかったです。
「ねねさん,がんばれーっ」たくさんの声援を送らせてもらいました。
そして,第3セット。
久光,サーブ権のとき。
ねねさん,一人だけが前衛に残り,他の選手は後衛でサーブレシーブのフォーメーションに入りました。
ねねさんが両手を広げて相手チームと対峙したその場面。
めっちゃ印象的でした。
シンプルに言えば,かっこよすぎでした。
圧倒的な存在感とでもいうか,コートに立つねねさんの姿が,この上なく大きく光り輝いているようでした。時にアスリートの美しいフォームを見て,感動することもあるけれど,まさにそれと同じ感動を覚えました。